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<地域防災訓練>外国人、言語表示や参加率に課題 磐田、富士宮/静岡

静岡県内で4日に行われた地域防災訓練で、複数の市町の訓練に外国人住民が参加した。磐田市富岡地区の訓練では外国人約20人が、初期消火や心肺蘇生、簡易トイレの設営などの手順を学んだ。初参加したフィリピン人の工員は「今まで避難場所すら知らなかった」「訓練に参加して良かった。災害時には自分もやらなければ」と表情を引き締めた。一方、「漢字が読めないので避難所の案内が分からない」と首をかしげたのはタイ人の会社員。「避難所にイラストや英語の表示があれば」と要望した。富士宮市舟久保区は、ポルトガル語とスペイン語を交えた訓練を行った。訓練の冒頭ではペルー出身の両親を持つ地元中学生がスペイン語の放送を担当し、地震発生や避難指示を知らせた。同区自主防災会の佐藤豊会長は「外国人の参加率をもっと高めたい。外国人同士が普段から顔を合わせ、情報交換する仕組みも必要」と話した。【12月5日 静岡新聞より】