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<昭和南海地震あす70年>被災者200人超聞き取り/和歌山

昭和南海地震の発生から21日で70年を迎える。当時、市街地の大半が焼け、58人が犠牲となった和歌山県新宮市の元防災担当理事、上野山巳喜彦さんが「災害史誌」を自費出版する。被災者200人以上に話を聞き、古文書をひもとくなどして、3年がかりで同地震も含めた過去2000年分の災害を網羅、教訓をまとめた。同市にとって、昭和南海地震は1944年の東南海地震、45年の空襲に続く3年連続の災禍だったが、上野山さんは「先人は壊滅した街を見事に復興させた。その苦労と教訓を後世に伝え、減災に少しでも役立ててほしい」と話している。上野山さんは昨年10月、市民グループ「くまの減災研究会」を設立し、地震に備える勉強会を主宰している。災害史誌は200部を自費出版し、国や県、市、消防、図書館など防災関係機関に寄贈するという。【12月20日 読売新聞より】