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<災害公営住宅>女性の見守り活動「安心」/宮城

宮城県仙台市の災害公営住宅に入居する女性たちが、独り暮らしの高齢者の見守り活動に自主的に取り組んでいる。自治会の福祉委員が、2人一組で月2回、独り暮らしの高齢者4人を訪問している。5~10分程度の立ち話がメインだが、看護師や介護士の資格を持つメンバーがおり、プロの目で異変を察知できるのが強み。鹿野復興公営住宅では、当初は男性も見守り活動に参加したが警戒され、チェーンロックを掛けたまま応対されるケースもあったという。実効性を上げようと今年1月、女性4人の組織に改め、高齢者計20人の見守りをしている。福祉委員の一人、平賀道子さんは「最初は身構えていた人も徐々に打ち解けてくれるようになった。互いに安心感が生まれたのが成果」と手応えを語る。163世帯が入居するあすと長町災害公営住宅の自治組織「ひまわり会」は6月、女性10人で見守り隊を結成した。メンバーは2人一組で月2回、全13フロアに61ある単身世帯を訪問している。特に独り暮らしの高齢者48人を訪ねる際は、確実に対面できるよう事前にヘルパーやデイサービスの利用日などを確認。会話の内容や面会時の様子をメモし、組織内で情報を共有する。【8月10日 河北新報より】