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<秋田豪雨>避難所運営、日頃の防災教育生きる

22日から23日にかけて秋田県内に降り続いた大雨で、秋田県大仙市では雄物川の上流3カ所が氾濫した。避難所の一つとなった同市平和中には、特別養護老人ホームの入所者約70人を含む約200人が避難したが、大きな混乱はなかった。スムーズな避難所運営につながったのは、同校が力を入れてきた防災教育である。東日本大震災や昨年夏の台風10号豪雨を教訓に、地道に訓練を重ねた成果が生かされた。震災の教訓を生かそうと、2013年から毎年、避難所の開設や炊き出し、給水などを訓練している。岩手県大槌町の被災住民との交流活動にも取り組んでいる。今回の大雨では23日午前4時半ごろ、地区の1059世帯、2786人に避難指示(緊急)が発令され、同校が避難先に指定された。集まった職員と生徒十数人は、体育館に畳を敷いたり、仮設トイレを設置したりして準備に当たった。3年佐々木萌生さんは「訓練をしていたので、何をすべきかは自然と分かっていた」と話した。同校の千田寿彦校長は「日頃の訓練が、いざという時に役に立った」と振り返った。【7月25日 河北新報より】