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20年読み継がれる防災絵本 芦屋の教員らが制作/兵庫

阪神・淡路大震災の教訓を伝える教材として、幼稚園などで読み継がれる1冊の絵本がある。「あしたもあそぼうね」。明石、神戸、阪神間の幼稚園、小学校教諭5人が震災翌年から作成。兵庫県教育委員会が1997年に発行した。幼稚園児の主人公「けんちゃん」が、震災で家具の下敷きになったが父親に助けられ、家族と避難生活を送るストーリー。絵を手がけた元小学校教諭の竹本温子さんも、同市津知町で被災。家々が倒壊し西の空から煙が上がる情景は、津知町の様子を描いた。避難所で配食を手伝う子どもたちの姿も実際の様子だといい、「幼くてもできることはたくさんある、と伝えたかった」と竹本さん。20年たっても読み継がれていることに、「困難を切り抜けてきた歩みを、伝え続けてもらえてありがたい」と話す。【1月16日 神戸新聞より】
▼兵庫県教育委員会 震災の記録と教材の開発
http://www.hyogo-c.ed.jp/~somu-bo/koete/2-2shou-2setu.pdf