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防災関連の最新ニュースをご紹介
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【歴史・教訓】津波で84人が犠牲 大川小学校の教訓生かす報告書まとまる/宮城
東日本大震災で多くの児童と教職員が犠牲となった宮城県石巻市の大川小学校の教訓を生かそうと、県が設置した有識者会議は、想定を超える災害に備えた防災マニュアルの整備などを盛り込んだ報告書をまとめた。報告書では、具体的な取り組みとして、想定を超える災害に備えた複数の避難場所や避難経路を防災マニュアルなどに整備し、訓練を行うことや、教職員の危機対応力を高めるための体験型の研修などを行うよう求めている。また、地域住民と連携しながら防災マップを作成することや、子どもたちに、自分自身の避難計画を作成してもらうことなども盛り込まれており、宮城県教育委員会は、報告書の内容を、県内の学校に周知し防災対策に生かすよう促すこととしている。【12月14日 NHKニュースより】
▼大川小学校事故検証委員会 平成26年2月大川小学校事故検証報告書
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo5/012/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2014/08/07/1350542_01.pdf -
【歴史・教訓】石巻復興祈念公園、21年3月28日開園へ 震災被害や教訓、後世に/宮城
国と宮城県、石巻市が整備を進めている「石巻南浜津波復興祈念公園」の開園が来年3月28日に決まった。岩手、宮城、福島の被災3県の復興祈念公園のうち、すべての施設が完成するのは初めて。県内各地の震災遺構や伝承館などと連携し、震災の被害や教訓を後世に引き継ぐ。公園は津波と火災で400人以上が犠牲になった石巻市南浜地区に整備され、広さは38・8ヘクタール。中核的施設の「みやぎ東日本大震災津波伝承館」には、被災者へのインタビュー映像や津波の恐ろしさを伝えるシアターなどを設置し、被災地に足を運んでもらうきっかけとなる「ゲートウエー(玄関口)」としても期待される。伝承館の周囲には、式典を行う追悼の広場(8000平方メートル)や公園全体を見渡す築山(海抜10メートル)などを整備。同地区に市民が建てた「がんばろう!石巻」の看板は現地に保存するほか、市内の犠牲者の氏名を刻んだ慰霊碑も建立する。海側には震災前の松林を復元する。【12月14日 毎日新聞より】
▼石巻市 石巻南浜津波復興祈念公園の概要
https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10184000/501/minamihama_park_20180405.pdf -
【歴史・教訓】明治の淀川大洪水 石碑を公開/大阪
130年以上前の明治時代に起きた淀川の大洪水を記録した石碑が大阪府大阪市内で見つかり、14日から地元の郷土資料館で公開されている。明治18年に起きた「淀川大洪水」では、1万7000戸の家が流されたり損壊したりしたうえ、27万人以上が被災したと伝えられる。この水害を記録した石碑が大阪・東成区の蔵で見つかり、地元の深江郷土資料館で除幕式が行われ、一般への公開が始まった。石碑は高さ1メートル80センチほど、幅50センチほどで、被災した地元の名士が洪水から30年ほどたった大正3年に、自らの体験や見聞きしたことを教訓として語り継ごうと建立したものだとのこと。石碑の調査に関わった枚方宿鍵屋資料館の片山正彦 学芸員は、「災害を経験した人の教訓を伝えたいという思いの詰まった貴重な石碑だと感じる。最近も各地で水害が相次いでいるが、淀川も過去に洪水が起きたということを頭の片隅において備えてほしい」と話した。【12月14日 NHKニュースより】
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【歴史・教訓】県内最大のハート形土偶 初公開 阿賀野「災害の考古学」展/新潟
縄文時代から江戸時代までの遺跡に残る地震の痕跡を紹介する展示会「災害の考古学」が13日まで、新潟県阿賀野市の水原公民館で開かれている。市内8遺跡の土器などの出土品やパネル約140点を展示する。展示では、地面の亀裂から砂や水が噴き出す「噴砂現象」などの痕跡を発掘時の写真パネルで解説。下の層が吹き上げられ、異なる時代の土器が一緒に出土したり、建物の柱跡に沈下防止のために石や板が敷かれていたりしたことも紹介している。同市生涯学習課は「市内では5千年前から周期的に液状化現象が起き続け、それに対して先人たちがさまざまな工夫をしていたことが分かる」としている。【12月10日 新潟日報より】
▼阿賀野市 展示会「災害の考古学-阿賀野市内遺跡から発見された地震痕跡-」を開催します
https://www.city.agano.niigata.jp/shisei_machizukuri/koho_kocho/kishakaiken_hodohappyo/2/3/7217.html -
【歴史・教訓】水戸・旧圷渡里地区 水害の教訓見つめ直す 伝承碑拓本や被害調査/茨城
昨年10月に発生した台風19号(東日本台風)で浸水被害を受けた水戸市渡里町の旧圷渡里地区住民らが、過去の被害や課題などを整理するなど「自助・共助」の取り組みを進めている。那珂川沿岸に位置し、これまで複数回にわたり水害に見舞われてきた同地区。昨年の教訓や過去の記録などを見つめ直し、地域独自の防災対策や住民意識の向上策を探っている。今年11月下旬に1940年に建立された鳥居前の伝承碑「戊寅水難の碑」の清掃と拓本を実施。碑は10月に国土地理院のウェブ地図「地理院地図」に掲載されるなど、再び注目が集まりつつある。今後は洪水対策への住民意識の高揚へ向け、新たな防災活動も模索していく。将来的には地域独自のハザードマップ作成や緊急連絡網の整備も目指していく。地区の住民は「地域でできる対策を整理することで、自助、共助、公助の取り組みをしっかり構築していきたい」と話した。【12月7日 茨城新聞より】
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【歴史・教訓】震災伝承の課題共有、宮城県が研修会を初開催
宮城県は3日、東日本大震災の伝承活動に取り組む団体向けに研修会を開催した。研修会には宮城県名取市や石巻市、山元町で伝承活動に取り組む団体などが参加した。参加者は震災で93人が犠牲となった気仙沼市杉ノ下地区での語り部活動を聴講した後、震災遺構である気仙沼向洋高校の旧校舎を見学した。宮城県の担当者は研修会を開催した理由について「震災の経験を次世代につなげることが必要。課題を共有しながら伝承に取り組んでもらいたい」と話した。【12月3日 日本経済新聞より】
▼公益社団法人3.11みらいサポート 宮城県震災伝承活動推進研修のご案内
https://311support.com/miyagi_densho_study2020 -
【普及啓発】復興の軌跡 生徒が探究 山田高、新聞やHPで成果発信/岩手
岩手県山田町の県立山田高等学校は27日、本年度、岩手日報の記事などを活用して取り組んだ復興・防災学習「碑(いしぶみ)の記憶・復活の記憶」の発表会を学内で開いた。1、2年生計約60人が同町の石碑や大島(オランダ島)を題材に、東日本大震災の教訓や復旧の歩みを新聞などにまとめて説明。地域を見つめた探究の成果を発信した。2年生はオランダ島での実習を、壁新聞やデジタル地図のグーグルマイマップ、ホームページ(HP)など多様にまとめた。震災からの復旧の経緯や同島で行った避難訓練を踏まえた課題などを記事にした馬場祭里さんは「オランダ島は多くの人の支えがあって復旧した。これからは観光拠点として町を支えていく島になる」と自らの視点を交えて伝えた。【11月30日 岩手日報より】
▼岩手日報 山田高生が作ったホームページ
https://www.iwate-np.co.jp/page/higashinihon2020/yamada-hs2020 -
【歴史・教訓】蔵王噴火時の連携確認 宮城、山形の関係機関が図上訓練
蔵王山(蔵王連峰)の噴火に備え、東北地方整備局新庄河川事務所と宮城、山形両県などは26日、宮城県蔵王町ふるさと文化会館を主会場に災害図上訓練を実施した。周辺自治体や警察、消防など18の関係機関から約60人が参加し、山形県庁や上山市消防本部とオンラインでつないだ。観光客や登山者でにぎわう8月下旬に火山活動が高まり、お釜周辺の火口から小規模な噴火が起きたケースを想定。噴火警戒レベル2(火口周辺規制)から3(入山規制)への引き上げ、周辺への降灰、台風接近による土砂災害の恐れなど、会場のスクリーンや進行役から1週間の状況の変化が伝えられた。参加者は付箋に書き込んで情報を整理し、役割分担や他機関との連携、情報伝達などを確認した。【11月30日 河北新報より】
▼蔵王山 有史以降の火山活動 気象庁
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/sendai/212_Zaozan/212_history.html -
【歴史・教訓】旅客船「ひまわり」を震災遺構に 気仙沼・大島の元船長「教訓次代へ」/宮城
東日本大震災の津波で孤立した宮城県気仙沼市・大島の住民の足として活躍した臨時旅客船「ひまわり」の一般公開が23日、始まった。船体は8月、元船長菅原進さんが民間の震災遺構として残そうと大島の自宅敷地内に移設した。ひまわりは本土と大島を結ぶ12人乗りの臨時船。震災時、菅原さんは襲ってくる津波の方向にあえて船を進め、波をかぶりながらも沖に出て流失を免れた。菅原さんは「世界中の人に訪れてほしい。自分の経験と、津波が来たら一目散に逃げるんだという教訓を伝えたい」と語った。保存会は12月末まで、敷地内の通路などを整備する資金をクラウドファンディングで募っている。【11月24日 河北新報より】
▼臨時船ひまわり号
http://himawarigo.com/ -
【歴史・教訓】安否確認や炊き出しの記憶生々しく 岩手・陸前高田の町内会が「自主避難所」の記録誌
東日本大震災当時、岩手県陸前高田市で自主避難所を運営した町内会が、運営に関わった地元の人や、避難者などの声をまとめた記録誌を発刊した。震災の伝承が課題となる中、住民の「災害に備えることや助け合うことの大切さを改めて考えるきっかけにしてほしい」という願いが込められている。「災害から一人ひとりを守る」と題された記録誌を発刊したのは、同市高田町の上和野町内会。市中心部に近い高台の地区で、津波の被害はほとんどなかったが、集会所の「和野会館」には、市中心部などから最大で195人が避難した。市の指定避難所ではない「自主避難所」で、町内会の自主防災会を中心に震災発生から3カ月間、運営を続けた。1日に発刊され、町内会や関係者に発送している。市立図書館などにも置かれる予定。陸前高田市では、人口の半数近い約1万人が避難生活を余儀なくされた。指定避難所も被災する中、受け皿になったのが地域の公民館などに住民が開いた自主避難所。自主避難所は最大58カ所開設され、全避難所の約7割を占めていたという。市は自主避難所を運営した住民らに当時の話を聞き取り、2015年に避難所運営マニュアルをまとめた。上和野地区のように充実した運営準備ができるよう、組織の立ち上げ方から記している。【11月22日 毎日新聞より】
▼陸前高田市 避難所運営マニュアル
https://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/kategorie/bousai-syoubou/bousai/uneimanual.pdf -
【普及啓発】AR活用し震災伝承 22日に体験会 石巻・南浜つなぐ館/宮城
宮城県石巻市の公益社団法人「3.11みらいサポート」は11日、企画展示「津波伝承ARアプリで学ぶ南浜門脇」を同市の震災伝承施設「南浜つなぐ館」で始めた。4枚のパネルを置き、震災の被災状況を拡張現実(AR)などで伝えるアプリ「石巻津波伝承AR」の新機能「南浜・門脇ツアー」を紹介。その他の機能説明を含む動画を流し、アプリを体験できるブースもある。アプリの軸となるのは、地域の被災者約100人から聞き取った避難行動や教訓を、地図上に示されるチェックポイントから閲覧できる機能。伝承施設が集まる南浜・門脇地区を実際に巡り、地区全体への理解を深めるツアーのモデルコースも例示する。22日午後1時からはアプリの体験会を開く。門脇東復興住宅集会所を出発し、南浜・門脇地区の被災者の体験に基づいたチェックポイントをたどり、避難行動や教訓を学ぶ。【11月18日 河北新報より】
▼3.11みらいサポート
https://www.facebook.com/ganbappe/ -
【歴史・教訓】「災害の混沌伝えたい」普賢岳噴火を朗読 島原市元職員、日記を本に/長崎
1990年11月に長崎県の雲仙・普賢岳が198年ぶりに噴火して17日で30年を迎える。同県島原市の元職員内嶋善之助さんは当時付けていた日記を基に、被災者支援に奔走した経験を本にまとめた。内嶋さんは10代から作家志望で日記を残し、市役所勤務の傍ら創作にも励んだ。90年の市制50年記念事業では、1792年の普賢岳噴火に伴う地震と津波で約1万5千人が犠牲になった天災「島原大変肥後迷惑」から生まれた民話を題材にした音楽劇も手掛けた。「普賢岳ダイアリー-日記に描かれた噴火災害の風景(カオス)」と題した本は、A5判で176ページ。噴火発生は土曜日で、当時午前中は勤務があった。外回り中の内嶋さんは、同僚の「対策本部はできるわ、電話はかかってくるわで役所が大騒ぎです」との連絡を受けたと記す。大火砕流や土石流、それに伴い長引く避難生活など混乱する地元の様子を淡々とした筆致で記した。【11月13日 西日本新聞より】
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【歴史・教訓】東北大災害研、岩手の津波伝承館と連携協定
東北大学災害科学国際研究所と、岩手県が陸前高田市に整備した東日本大震災津波伝承館は9日、大震災の津波の伝承や調査研究などに関する連携協定を締結した。協定では、連携事項として、(1)防災・減災・復興教育や学術研究に関すること(2)国外の研究機関との学術研究や伝承の連携支援に関することなど4項目を指摘。両者の連携を通じて「大震災の津波の事実と教訓を世界中の人々と共有し、自然災害に強い社会の実現に寄与することを目的とする」とした。今後、震災10年を機に、インドネシア・アチェや米ハワイの津波博物館と津波に関するウェブ会議を開催。会議後、議論の内容を日本語でわかりやすく小学生高学年から中高生向けに編集して紹介する。【11月9日 日本経済新聞より】
▼東日本大震災津波伝承館 東北大学災害科学国際研究所と連携協定を締結しました。
https://iwate-tsunami-memorial.jp/3124/ -
【歴史・教訓】公害の教訓から『復興』を探る…浜通りの高校生が熊本・水俣へ/福島
福島県浜通りの高校生18人が12月25~27日、熊本県水俣市を訪問する。四大公害の一つ水俣病の教訓や差別・偏見に立ち向かってきた歴史を学び、東京電力福島第1原発事故に伴う風評の払拭(ふっしょく)など本県復興へのヒントを探る。広野町のNPO法人ハッピーロードネットが復興を担う将来のリーダー育成に向けて取り組む派遣事業として企画した。市職員や農家、漁業関係者らと交流する予定で、風評払拭に向けた挑戦や新たなまちづくり、環境を汚さないための取り組みなどを学ぶ。水俣病の教訓を伝える資料館なども視察する。訪問に先立ち、高校生は7日、福島第1原発や富岡町にある東電廃炉資料館などを視察。広野町では、立命館大の開沼博准教授(いわき市出身)の講義を受け、原発事故に伴う本県の課題に理解を深めた。生徒らは、水俣市訪問を経て来年1月10日にJヴィレッジ(楢葉町、広野町)で報告会を開き、東日本大震災から10年の節目に向けて学びの成果を発信する。【11月9日 福島民友新聞より】
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【歴史・教訓】千葉市、2019年の災害記録誌を作成 教訓引き継ぐ
千葉県千葉市は2019年の台風15.19号、10月25日の記録的大雨と立て続けに発生した災害の当時の状況をまとめた「令和元年災害記録誌」をまとめた。記録誌は約70ページ。暴風・降雨などによる一連の被害状況をグラフや写真を交えながら、市内の各区域ごとに詳細に説明している。このほか市災害対策本部の活動の記録や救助・支援体制、将来に向けた防災対策にも言及している。【11月5日 日本経済新聞より】
▼千葉市 令和元年災害記録誌の作成について
https://www.city.chiba.jp/somu/kikikanri/2020saigaikirokusi.html -
【歴史・教訓】災害伝承碑、命守る言葉 台風19号被災地の8基追加/茨城
昨年10月の台風19号から1年を機に、国土地理院は、地図に記載する「自然災害伝承碑」として茨城県内の8基を追加した。台風19号で被害が大きかった久慈川と那珂川の流域は過去にも被害に見舞われた記録が残されており、これらに改めて目を向け、防災に役立ててもらうのが狙い。水戸市上河内町の「洪水記念」の碑は1938(昭和13)年に那珂川の氾濫で、3カ月の間に3回の洪水が起き、橋や家屋が流失したことなどを記録。「天災は逃れる事はできないが、人の力が及ぶ範囲は努力しなければならない」との言葉が刻まれている。大子町袋田にある「可恐(おそるべし)」と刻まれた石碑は、1890(明治23)年に久慈川で大洪水が起き、旧大子村で死者4人、流失家屋13棟、浸水家屋250戸余などの被害があったことを伝える。昨年の台風でも石碑周辺が浸水したという。国土地理院の担当者は「昔の災害は地元でもあまり知られていないことが多い。身近な地域でどんな災害が起きうるかを知って、命を守る行動に結びつけてほしい」と話す。【11月4日 朝日新聞より】
▼国土地理院 令和元年東日本台風から1年、久慈川・那珂川流域の自然災害伝承碑8基を公開
https://www.gsi.go.jp/kanto/kanto61009.html -
【歴史・教訓】石巻・門脇に伝承交流施設 来年3月開館/宮城
東日本大震災の伝承活動に取り組む公益社団法人「3.11みらいサポート」は、伝承交流施設「MEET(ミート)門脇」を宮城県石巻市に整備する。震災から10年となる来年3月に開館する予定。市が震災遺構として整備工事を進める旧門脇小近くに建てる。1階は子ども向け防災学習スペースや、震災の遺族から提供された被災物を展示。シアタールームを備え、震災直後の避難行動を追体験できる映像を流す。南浜・門脇地区には一度に大人数を受け入れる伝承施設がなく、より多くの人が震災の教訓に触れる場にする。国などが整備し、来年3月に開園する石巻南浜津波復興祈念公園や、旧門脇小の来訪者の調整に当たり、周辺の伝承施設を巡るツアーも企画する。【10月28日 河北新報より】
▼3.11みらいサポート MEET門脇
https://311support.com/learn311/meetkadonowaki -
【歴史・教訓】教訓継承在り方探る 3.11ロード推進機構 防災・伝承セミナー 双葉/福島
一般財団法人「3.11伝承ロード推進機構」は24日、福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で、ウェブ中継による「防災・伝承セミナー」を開いた。パネルディスカッションは、いわき市の清水敏男市長、日大工学部の市岡綾子専任講師、伝承館の高村昇館長、NPO法人富岡町3.11を語る会の青木淑子代表がパネリストを務めた。被災体験を伝える活動をしている青木代表は将来を見据え、震災と原発事故を体験していない人も「3.11」を語り継げる体制整備の重要性を指摘した。清水市長はいわき震災伝承みらい館、市岡専任講師は震災遺構となる浪江町の請戸小校舎、高村館長は伝承館を取り上げ、施設を生かした伝承の重要性を訴えた。福島大教育推進機構の前川直哉特任准教授が進行役を務めた。福島大の小沢喜仁教授が基調講演した。【10月25日 福島民報より】
▼一般財団法人3.11伝承ロード推進機構 Web中継による防災・伝承セミナー
https://youtu.be/jYPtUL6zZv8 -
【歴史・教訓】大震災の教訓伝えるナビ付きレンタカー貸し出し開始 石巻/宮城
宮城県石巻市で「日本カーシェアリング協会」が、東日本大震災の教訓などを伝える音声が流れるカーナビが付いたレンタカーの貸し出しを始めた。「語り部ナビ」と名付けられたカーナビには、石巻市内などをまわる4つのルートが設定されていて、ナビをスタートさせると、震災の被害状況などの説明が行われる。その後、ルートごとに災害公営住宅や津波で児童と教職員、合わせて84人が犠牲になり、震災遺構としての整備が進む大川小学校などに案内され、その場にまつわるエピソードなどを聞くことができる。内容は、地元の語り部に協力を求めて編集されていて、協会は、新型コロナウイルスの影響で通常の語り部活動が難しい中でも、震災の教訓や記憶を多くの人に知ってもらおうとしている。【10月22日 NHKニュースより】
▼一般社団法人 日本カーシェアリング協会
https://www.facebook.com/japancsa/ -
【歴史・教訓】正造の治水論 現代のヒントに 記念館で洪水テーマの企画展 館林で/群馬
NPO法人が運営する群馬県館林市の足尾鉱毒事件田中正造記念館で、企画展「洪水−むかし 今 これから」が開かれている。明治末期に起きた関東大洪水(関東大水害)の被災地を老骨にむち打って巡った田中正造の足跡とその治水論などを紹介している。注目は「むかし編」。関東だけで死者700人超、家屋全壊・流失約5000戸の被害が出たと伝わる1910(明治43)年8月11日の関東大洪水に焦点を当て、フィールドワークを行った正造の「河川巡視日記」を基に構成した。発生直後から1年以上かけて群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉の5県を巡り、利根川、渡良瀬川、鬼怒川などの被災地の人々と交流しながら個々の逆流、破堤状況を記している。展示では、大きな河川地図に調査地点を落とし込み、当時の洪水に苦しむ人々の写真も添えた。台風19号被害状況やその後の自治体の対応、刷新されたハザードマップなども展示。学術的研究や新たな防災の取り組みも新聞記事などで紹介している。【10月22日 東京新聞より】
▼足尾鉱毒事件田中正造記念館 第12回企画展のご案内「洪水―むかし 今 これから―」
http://www.npo-tanakashozo.com/event-infomation.html#2020kikaku12