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M6.8以上の地震発生確率、中国地方で50% 政府調査委

政府の地震調査委員会は1日、中国地方にある活断層が起こす地震の発生確率を評価した結果を公表した。今後30年以内にマグニチュード6.8以上の地震が中国地方で起きる確率は50%とした。鳥取市や原発のある松江市がある北部で40%、山口市や広島市がある西部は14~20%、岡山市など東部は2~3%だった。地域別に活断層の地震確率を公表するのは2013年の九州地方、15年の関東地方に次いで3例目。今後、関西地方なども公表する。今回の評価結果とは別に、調査委は6月に巨大地震の発生確率の長期予測を示す「全国地震動予測地図2016」を公表。この全国地震動地図と今回の評価結果で発生確率が大きく異なる地域もある。岡山市は今回の評価では活断層地震の確率が2~3%とされた地域にあるが、全国地震動地図では41%だった。平田委員長は「岡山は活断層評価では低い数字が出たが、(海溝型地震である)南海トラフ地震の影響もあり、油断しないでほしい」と呼びかけている。【7月2日 日本経済新聞より】
▼地震調査研究推進本部 中国地域の活断層の地域評価
http://www.jishin.go.jp/evaluation/long_term_evaluation/regional_evaluation/chugoku-detail/