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M7以上の大地震を直前予測 大気中の電子増加を分析 京都大学

京都大学の研究グループが、GPS衛星の観測データをもとに、地球を取り巻く大気に存在する電子の数を解析することで、M7以上の巨大地震の発生を1時間~20分前に予測する手法を開発した。地表から高さ約60キロ以上上空には、電子が高密度に広がる「電離圏」が存在する。京大・情報学研究科の梅野健教授と、同修士課程の岩田卓也さんは、国土地理院が運営するGPSシステムが公開している観測データを利用して、電離圏の異常を検知して、巨大地震を予測する手法を開発した。研究グループは、「誰もが見られる公開されているデータのみをもとに、人工知能の予測技術を取り入れながら、M7クラスの大地震の直前でも、20~30分前の時点で電離圏異常を検知できる」と話しており、今後は、どの程度の規模の地震まで予測可能かを掘り下げて研究していく予定。【10月4日 ハザードラボより】
▼京都大学 大地震発生直前の電離圏異常を検出 -マグニチュード7以上の大地震の直前予測の可能性-
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2016/160930_1.html