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【災害想定】南海トラフ地震 3m以上の津波確率 広範囲で最高ランクに

政府の地震調査委員会は24日、南海トラフ沿いで今後30年以内に70%から80%の確率で発生するとされるマグニチュード8から9クラスの地震を対象に、沿岸の自治体が津波に襲われる確率を計算し、初めて公表した。津波の高さを3段階に分け、このうち住宅が流失し始めるとされる3メートル以上の津波に襲われる確率は、四国、近畿、東海を中心とした合わせて71の市区町村で最も高いランクの「26%以上」とされた。また、10メートル以上の津波に襲われる確率は、高知県や三重県を中心とした合わせて21の市と町で「6%以上26%未満」と高くなっている。地震調査委員会の平田直委員長は「30年以内に交通事故でけがをする確率はおよそ15%とされており、3メートル以上の津波に襲われれる確率が26%以上というのは、非常に高い数値だと捉えて備えを進めてほしい」と話している。今回の試算では、マグニチュード9を超えると想定される最大クラスの地震は、発生頻度が詳しく分かっていないとして対象から外されている。【1月24日 NHKニュースより】
▼地震調査研究推進本部 南海トラフ沿いで発生する大地震の確率論的津波評価(令和2年1月24日公表)
https://www.jishin.go.jp/evaluation/tsunami_evaluation/#nankai_t