まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

中村匡志(なかむら・まさし)

学校法人関西大学 総務局総務課長

最近の防災・減災活動:本学の学生や教職員だけでなく、行政機関や近隣地域住民等の協力を得て、地震避難訓練や防災に関するイベントを組み合わせた「関大防災Day~広がれ!みんなの安全・安心!~」を年1回開催しています。また、吹田市等と周辺まちづくりに関する連携協定を締結のうえ、千里山キャンパスを防災拠点とする「レジリエンスキャンパス構想」を進めており、2016年には、災害時の「自助」に力を入れる団体として評価され、政府の「国土強靭化貢献団体認証(レジリエンス認証)」を大学として初めて取得しました。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

わが国における近年の自然災害等の「安全を脅かすさまざまな今日的課題」に対応するため、2007年から本学全体の危機管理体制確立を目指して取り組みを始めました。また、本学は2010年に、「安全・安心」をキーワードに防災・減災・事故防止・危機管理等の問題について幅広い実践的な教育・研究を行う「社会安全学部」及び「大学院社会安全研究科」を設置しました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

効率的かつ安全な運用を目的として、炊き出し実施マニュアルや防災備蓄機材の使用マニュアル等を、訓練を通して試行錯誤のうえ整備することができました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

学生や教職員等の防災意識を向上させるだけでなく、本学の防災事業に対する近隣地域住民の理解を促進し、地域と連携した防災力の強化に繋げていきたいです。また、学校は在籍期間が過ぎれば学生の大部分が入れ替わる組織であるため、先述の「関大防災Day」等の活動を継続し、防災・減災の取り組みの重要性をしっかりと新入生にも繋げていきたいと考えています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

防災は学校だけで解決できる問題ではないため、行政、地域及び各種団体等としっかり手を結んで備える必要性があると考えています。
本学は、吹田市及び日本赤十字社大阪府支部と防災協定を締結しており、講演会への講師派遣、防災用品の展示紹介、応急処置訓練への人員派遣等の協力を得ています。また、キャンパス周辺の自治会との連携も進めているため、各種連携を強化・充実することにより地域の防災力向上に繋がると思います。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

TEAM防災ジャパンサイトは防災に関するあらゆる情報が集約されているので、ここを通じた情報収集のほか、防災に関心のあるヒトとヒトが結びつき、ネットワークが拡張して各種交流ができるような、防災に関するハブ的な存在として発展されることを期待しています。