まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

中野元太(なかの・げんた)

中野元太(なかの・げんた)

京都大学地球環境学舎環境教育論分野修士課程

生年月日:1987年8月8日
出身地:兵庫県神戸市

・地域防災にはまったきっかけは?

私は主に海外をフィールドに地域防災に取り組んでいます。2003年に初めてネパールを訪れたとき、地震に脆弱な建物が多いながらも経済的な理由から強い家が建てられないことを知りました。建物を強くすることが地震の被害を減らす上で重要ではありますが、貧困とともに耐震化の必要性が広く認識されていない状況では地域防災を通じた意識や知識の向上も同じくらい必要だと感じたことがきっかけです。


・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

地域によって人の考え方は様々、地域にある資源も様々、同じものが一つとない状況の中でそこに住む方々と一緒に防災を考えること。過去に中米エルサルバドルで活動していましたが、洪水の早期警報システムを人と人とのつながりで構築していました。上流域に住む人が川の水位を観測し、トランシーバーで下流にリスクを知らせる、下流では情報に応じて早期避難といった対応を行う、この地域だからこそできることだと思います。


・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

識字率が低い地域、ジェンダー課題がある地域、古くから続く身分制度がある地域、経済的に貧しい地域、地域防災にかかわるとそういった課題に直面することが多々あります。災害が貧困を慢性化させる要因でもあり、またジェンダーや教育といった課題には防災を通じて取り組むこともできます。いかに地域防災と地域課題とを結びつけながら進められるのか、ということを考えるようにしています。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

兵庫県神戸市に本部事務所があり、日本を含めアジアを中心に地域防災や防災教育に取り組まれているNPO法人SEEDS Asiaのシニアプログラムマネージャー、上田和孝さんをここで紹介させていただきます。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。

海外で活動していると、日本の経験をもっと伝えてほしいと言われることが多々あります。もちろん、伝える国や地域にあわせたカスタマイズは必要になるかと思いますが、TEAM防災ジャパンに蓄積された知見を海外にも発信できればとてもよいと思います。

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