リレー寄稿
地域防災の担い手をご紹介
【ぼうさいこくたい編】今村文彦(いまむらふみひこ)
東北大学災害科学国際研究所 所長
- 主な活動地域
- 宮城県 全域
- 最近の防災・減災活動
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生年月:1961年9月
出身地:山梨県
最近の防災・減災活動:
・3.11からの学びデータベース
・NHK東日本大震災アーカイブス 防災・減災を学ぶ
・FM仙台 Sunday Morning Wave
特集:東北大学災害科学国際研究所(IRIDeS)の取り組み
・「ぼうさいこくたい」の開催に向けて、伝えたいこと、知ってもらいたいことについてご紹介ください。
2015年3月に仙台で開催された第3回国際防災世界会議において、「仙台防災枠組」が策定されました。しかし、その後も国内外で自然災害の猛威は続き、多くの犠牲者や被害が出続けており、現在の取組状況や課題について定期的に議論する場が求められていました。その中、スイスのダボス防災会議と連携し、世界的な防災会議となる「世界防災フォーラム」を隔年開催できることになりました。今回、「防災推進国民大会2017」と「防災技術展in 仙台」と同時開催とになり、様々な関係者が国内から一同に集まり、東日本大震災などの経験や教訓を語りながら、情報交換共有・連携の相乗効果が期待できる機会となりました。皆さまのご参加をお待ちしております。 以下、関連の企画展示を紹介いたします。 (1)屋外展示:災害時対応型電気自動車(EV)の展示(東北大学・日産) 日産と共同で災害対応訓練を実施。電気自動車やポータブル電源が災害対策本部等でどのように貢献できるかを検証しました。 http://reports.nissan-global.com/JP/?p=6563 https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2015/11/press20151126-02.html (2)屋内展示:東北大学災害科学国際研究所 地震津波リスク評価(東京海上日動)寄附研究部門 http://www.tsunami.civil.tohoku.ac.jp/hokusai3/J/irides_etrisk/index_j.html 当研究部門での研究活動を通じて得られた地震津波リスクの評価手法や知見を紹介するとともに、防災・減災に関するセミナー開催や防災教育ツールの開発等を通じて、研究活動から得られた知見やその活用方法を学んでいただけるような展示を実施します。そして、展示内容・活動を通じて、参加される皆様に我々の防災・減災に対する取組や、近々で発生した災害事例および過去の巨大災害の被害事例の概要・課題・教訓などを学んでいただくことを主目的としています。- 関連タグ
- ぼうさいこくたい2017
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