まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

内山征(うちやま・すすむ)

内山征(うちやま・すすむ)

株式会社アルメックVPI
認定NPO法人 日本都市計画家協会理事

生年月日:1971年10月5日
出身地:茨城県笠間市
最近の防災・減災活動:
建築雑誌2016年8月号(建築学会誌)
震災復興の転換点⑧ 復興を契機とした地域マネジメントへ 越喜来のケース

・防災に取り組み始めたきっかけは?

日本都市計画家協会において東日本大震災復興支援タスクフォースが設置され、それに参加するようになったことがきっかけです。普段は、まちづくりコンサルタントの仕事をしていますが、その後、業務としての震災復興や、地域主体で復興まちづくりを進める地区からボランティアの要請があり、東日本大震災の復興まちづくりに関わってきました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

私の支援内容は主に地域コミュニティの再生です。岩手県大槌町の吉里吉里地区では、若い世代のための復興も必要であるという意見から、子育てサロンや、若者が集まるマルシェや飲み屋の開業実験、地区運動会の復活、映画祭の開催など、地域主体で進めるコミュニティ事業を一緒に進めたことはとても楽しかったです。このようなコミュニティ活動の一つとして、地域で防災施設、避難経路を確認するためのまちあるき等も進めています。被災しても、次世代に吉里吉里を残すという意識を強く感じました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

東日本大震災の被災地域は、もともと地域コミュニティの結束力が強い地域でした。被災前から高齢者の居住地等を把握し、いざというときの対応等をシミュレーションしている地域もありました。現在、復興事業が進められ、新しいまちが出来つつありますが、町内会・自治会の設立、再編等が思うように進まない地域もあります。新しくできた災害公営住宅の自治会設立も課題になっています。防災活動の主体となるコミュニティ組織づくりについて、今後も支援していきたいと考えています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

東日本大震災の被災地域では、地域主体の復興まちづくりを進めている地域が多くなってきました。しかし、横の繋がりがまだまだ出来ていません。頑張っている地域と地域をつなげることで、新しい東北の姿が期待できるのではないかと思っています。さらには、そのような地域と民間企業との繋がりが、防災面、産業面、地域活性化の面で期待されます。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

防災活動をしている方々をご紹介いただくとともに、情報交換・交流の機会を設けていただけると助かります。

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