まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

吉田武司(よしだ・たけし)

吉田武司(よしだ・たけし)

郡山地方広域消防組合消防本部

生年月日:1984年10月10日
出身地:福島県郡山市
最近の防災・減災活動:2009年に郡山地方広域消防組合消防本部採用、消防隊や救急隊として勤務、東日本大震災をはじめ様々な災害現場を経験。2015年から総務省消防庁に出向し、地域防災行政に携わる。消防団の充実強化や、学生の防災分野での取り組み支援等を実施。2018年から同消防本部の広報担当。消防防災に関連した生活に役立つ情報やコラムを執筆し、ウェブサイトや広報紙を通じて多方面に発信。
また、地元テレビ局や新聞社等と連携して、消防防災の裾野を広げる活動を実施。
郡山地方広域消防組合ウェブサイト:http://www.shobo.koriyama.fukushima.jp/

防災を取り組み始めたきっかけは?

消防行政の「予防」という分野をご存知でしょうか。
消防というと有事の際の現場活動のイメージが強いですが、火災を未然に防ぐための規制や制度を整備する「予防」こそがその根幹です。この考え方を広く一般化したものが「防災」であると思います。「防災」にはそれに加えて、一人ひとりが能動的に、また様々な主体がお互いに連携し合うことが必要で、そのためには、分かりやすく、かつ生活に溶け込んだ形であることが望まれます。
それぞれの地域で防災に取り組んでらっしゃる方々と接することで、そのことを強く意識するようになりました。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

消防庁では、2015年から地域防災力充実強化大会、2016年から地域防災力向上シンポジウムを開催していますが、いずれも企画の立ち上げに携わりました。
防災といっても様々なアプローチがあり、また地域や主体によって目指すべきものや課題が違うため、開催地の現状や文化を含めて理解することが必要でした。その際、都道府県や市町村、大学、民間企業等の方々との議論や情報交換から生まれた発想が今の原点の一つにもなっていますし、その時の繋がりは今でも続いています。
現在、広報担当として常にニーズを捉えた情報をアウトプットするためにも、全国に仲間がいて、様々な情報源があることは大きな強みとなっています。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

「全国の様々な新しい取り組みや災害時の経験等を共有することが必要」、ということは共通認識になっていると思いますが、直接的な共有の場は少ないのが現状です。特に高校生や大学生を含めた若者に伝えていきたいことは多いですが、学校や組織で防災について活動したり議論したりする枠組みがなければ、それを伝える機会が乏しいのが現状です。
本業である学業や仕事が常に忙しい中で、普段の生活に自然と溶け込んだ防災のあり方、参加の方法が必要だと感じています。
そのためには、専門的な防災の研究とともに、防災の一般化が求められ、両者の架け橋となるのが行政の役割だと思います。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

2016年に佐賀で開催した地域防災力充実強化大会で、事例発表をしていただいた神戸学院大学「防災女子」をご指導している、同大学の前田緑さんを紹介します。非常にパワフルで熱い思いをもった方です。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

様々な分野の方が、立場や世代を超えて繋がり、日本中にそして世界中に防災を広げていくため、「ONE TEAM」となることを期待します。そして、受け身の防災ではなく、一人ひとりが自分事として考え行動できる世の中になることを期待します。

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