まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

大野龍男(おおの・たつお)

国立病院機構 災害医療センター DMAT事務局・災害医療専門員

生年月日:1964年1月29日
出身地:東京都
最近の防災・減災活動:DMATとして熊本地震、常総市水害、3.11東日本大震災(福島、岩手)。IFRCでパキスタン、マンセラのフィ−ルドデリゲートとして活動。JICSでアフガニスタン、カンダハルの駐在員。パキスタン駐在。JICA緊急援助隊でトルコ地震、モザンビーク洪水、インドネシア地震、エルサルバドル地震、インド地震、アフガニスタン地震、アルジェリア地震、イラク地震、モロッコ地震、イラク洪水、アチェ津波、インドネシアニアス地震、パキスタン地震、ジョグジャカルタ地震、NW地震。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

青年海外協力隊員として西アフリカのリベリアに行っていた時に内戦が勃発し、避難勧告にあい帰国。その際に現地教え子から「ここはボクの国だからどこにも行けない」と言われショックを受けました。その後約10年近く内戦が続きました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

たくさんの災害の現場で活動して来ましたが、どれも満足ができない!もっと何かできる事があったんじゃないかと今でも考えてしまいます。ただその中でも3.11の深夜、ジュネーブのFCSS, UN OCHAの友人から電話がありレスキューチームの受入れ打診がありました。しかし私は当時DMAT事務局の対策室で対応していたため対応不能と回答、アドバイスをほしいと言われ、「成田、羽田両空港閉鎖のため使えないが、日本には米軍基地があり横田基地は使える」と言いました。その後オーストラリアレスキューチームが横田経由で宮城県に、イギリスチームが三沢基地経由で岩手に入った事を聞き、少しでも被災者の為になったのなら少しは役に立てたかなと思っています。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

災害対応は、異業種との相互理解で発想の幅が広がりより多くの被災者に対応が可能となって行くと思っています。現在医療、保健分野だけではなく通信、交通、運輸、NPO、NGO、団体等との理解を深め今後起こりうるであろう大規模災害に対応できればと思っています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

【UN OCHA】Mr Katoch arjun, Mr Winston chan 【UNCEF】杢尾さん、【NPOロシナンテス】川原さん、【日本赤十字】斎藤さん、【モンゴル関係者】ジグジットさん、ゲレルさん、ダワさん、林さん、大束さん、持田さん、樋口さん、【JAIF】沖田さん、【JAXA】阿世知さん、小林さん、【NEXCO東】板倉さん 皆さんに感謝しています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

いろいろな知恵を集め、いろいろな発想で災害に向き合って行く為にも、過去の災害(自然災害のみならず人的災害やコンプレックスエマージェンシーなど)に学び「想定外」を無くす為にTEAM防災ジャパンにはがんばって頂きたい。