まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

村上大和(むらかみ・ひろかず)

村上大和(むらかみ・ひろかず)

株式会社三菱総合研究所 主任研究員

生年月日:1972年生まれ
出身地:北海道
最近の防災・減災活動:シンクタンクにおいて防災業務に従事。被害想定や防災計画の策定に携わっています。近年は、地区防災計画の策定促進も担当しました。
所属部署の紹介ページ

防災を取り組み始めたきっかけは?

大学院の研究室で、1994年北海道南西沖地震・1995年阪神・淡路大震災を対象にした、「神戸・奥尻」復興状況の追跡調査に参加。被災者ひとりひとり、地域それぞれの事情で千差万別に異なる復旧・復興プロセスを目の当たりにしました。それ以来、個人も行政も、もっと災害対策でできることがあるのでは?と思い、シンクタンクで防災業務に取組んでいます。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

地方都市の地震災害対策に関する調査を行い、様々な事例から、災害発生後に求められる具体的な対策を整理していました。その最中、2011年東日本大震災が発生しました。後日、ある先生から「この調査がもう半年早くまとまっていれば(役に立ったかもしれない)」と言っていただいており、実際に間に合っていない点は残念である一方、現在に至る防災対策の向上に、少なからず寄与できたのではないかと思っています。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

防災に興味のある人、あるいは専門にしている人々に限定された「つながり」であることが、防災活動の強みでもあり、課題だと思っています。世の中には、防災目的ではないコミュニティが、仕事でも趣味でも多くあります。コミュニティが衰退しているとよく言われますが、SNS等の擬似的なコミュニティはむしろ発展しているとも言えます。防災以外の「つながり」を活用することで、もっと防災が「当たり前」になっていくのではないでしょうか。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

やはり、実際に現場で防災対策に携わっていらっしゃる方々の意見はいつも考えさせられることが多いです。特に、南海トラフ地震対策に取組んでおられる、三重県の全市町をヒアリングに訪れた際には、それぞれの地域性や住民特性、被害想定の内容なども踏まえながら、自分たちの地域で何をしなくてはならないか、考えている様子がうかがえました。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

先に述べましたが、防災に取組んでいる人同士のつながりから、それ以外のつながりにも防災対策を波及させる「防災の味付け」役を果たしてくれればよいのではないか、と思っています。

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