まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

松崎元(まつざき・げん)

松崎元(まつざき・げん)

千葉工業大学 創造工学部デザイン科学科・教授、一般社団法人フェーズフリー協会・理事

生年月日:1972年7月31日
出身地:東京都世田谷区
最近の防災・減災活動:「フェーズフリーの概念とフェーズフリーデザインへの展開」日本デザイン学会第65回春季研究発表大会概要集(共著)2018年6月
「フェーズフリーデザインの評価に対するアプローチ」 日本デザイン学会第66回春季研究発表大会概要集(共著)2019年6月
「フェーズフリーデザイン評価の構築とその評価事例」 日本デザイン学会第67回春季研究発表大会概要集(共著)2020年8月

防災を取り組み始めたきっかけは?

アスクル株式会社の西原利仁氏を通じて「フェーズフリー」提唱者の佐藤唯行氏と出会い、防災に関わる新しい概念「フェーズフリー」について議論を深めてきました。
山梨大学の秦康範氏を加えた4名を中心に一般社団法人フェーズフリー協会を立ち上げ、現在では各地でプロダクト・サービス・施設などの開発が進みました。企業や自治体をはじめ、職業や立場に関わらず、多くの人が参加できる取り組みに発展しています。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

日頃、大学でデザインに関する教育・研究・開発を行っていますが、学生達と一緒に携わった商品が街中で使われているのを目にすると嬉しいものです。開発の意図通りに使用されている場合はよいのですが、多少の間違った使い方や独自の改良が施されていることもあります。しかし、それが次のアイデアにつながるきっかけにもなるのです。
防災にもユーザーの観察や行動の検証は不可欠ですが、これは専門とするデザインに共通する視点だと思います。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

私のようなデザインが専門の研究者やデザイナーも、「きっかけ」や「つながり」がなければ、防災に関わるテーマに取り組む機会は得られないのが現状です。連日ニュースや記事で事件や事故、災害や疫病の情報に触れていても、誰もが自ら参加しその解決に直接取り組もうとできないのは、自身の経験からも明らかです。
この点を解決する一つの方法として、毎日非常時を意識しなくても、日常の価値向上が災害を減らしてくれる「フェーズフリー」の概念が有効だと考えています。人と人のつながりに加え、人・モノ・環境の「つなげ方」をデザインすることが防災にも求められているのではないでしょうか。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

「フェーズフリー」の活動を通じて、企業や自治体、団体、多くの人々と繋がりができ、これから益々広がっていくと実感しています。職業柄、学生や研究者、企業のデザイナー、エンジニアなど、たくさんの方にお世話になってきました。ここでは、フェーズフリーに取り組むきっかけをいただいたアスクル株式会社の西原利仁氏を次のリレー寄稿の執筆者として紹介したいと思います。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

TEAM防災ジャパンサイトによって、デザインや商品開発、ビジネスの世界にも活動の輪が広がり、日頃防災に関わっていない人も、いつの間にか非常時のQOLを高めることに貢献している世の中になることを期待しています。

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