まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

森毅彦(もり・たけひこ)

2020年3月30日

森毅彦(もり・たけひこ)

独立行政法人都市再生機構 統括役

出身地:東京都
最近の防災・減災活動:直近の現地は2018年の西日本豪雨時に岡山、広島、愛媛3県で対応。
2現職場のUR都市機構は2019年、災害対策基本法の指定公共機関に。
2020年2月、URの尾山台団地自治会(埼玉県上尾市)の地区防災計画の取組が「防災チャレンジプラン特別賞」を受賞。

防災を取り組み始めたきっかけは?

旧建設省に入省したので仕事上、直接間接に防災は意識してきましたし実践してきましたが、「防災」と縁が切れなくなったのは東日本大震災の時に内閣府の防災担当だったからでしょうか。発災当日にCH47で宮城県に入り、お盆前まで現地対策本部で宮城県庁にいました。
そのときの現地での思いはずっと忘れることはないと思います。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

うまくいかなかったことばかりです。東日本大震災の時も、何故あの時こうしなかったのだろう、何故あの時あれしかできなかったのだろう、何故あの時こうなってなかったのだろう、等々ふり返ることはたくさんあります。
東日本大震災以降、社会全体としての災害対応はかなり進展してしていると思います。災害対策基本法も改正を重ね、災害対応に当たるプレーヤーとその役割も年々明確化してきています。毎年のように発災する中で、徐々に国全体としての災害対応の「型」が構築されてきているのを見ると、たいへんうれしく思います。
今の職場((独)UR都市機構)でも防災を担当していますが、社会全体が国難に立ち向かおうとしている中でURとしてできる取組を絶えず模索しているところです。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

「つながり」はもちろん大切ですし、私自身もずっと意識していろいろな方々に教えを請い、多くの方々と接してきましたが、ただ単につながるだけでなく、大事なのは「つながり」を「力」に変えることだと思います。
「力」とは災害発生時の対応力のことですが、つながることにより不足する「力」を補完し、相乗効果を発揮できるようになると、被災された方々も被災地もより迅速に立ち直り元気になっていけるのではないかと思います。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

内閣府時代には、霞が関や永田町だけでなく、有識者の方々や地方公共団体の方々、NPOの方々や民間企業の方々とつながることができ、その後の私自身の貴重な財産になっています。現在の仕事でも、当時のご縁でご指導をいただいたり、現地に赴かせていただいたり、協定を結ばせていただいたり、とたいへんお世話になっています。
防災に限らず、いろいろな方々とつながっていくことでいい仕事もできるし、自身の人生も豊かになると思っています。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

すでに寄稿者も600人を超え、データベースも構築されつつあると伺い、そうしたプラットフォームが形成されるのは素晴らしいことだと思います。個人的には、ネット上でのつながりだけでなく、是非フェイスツーフェイスでリアルにつながることができると面白いかなと思いますので、オフラインミーティングには是非参加したいです。やはり、顔を合わせ、杯を重ねる?ことで次元の違う「つながり」も見えてきたりするでしょうから。
皆様にどこかでお会いできるのを楽しみにしています。