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運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

泉瑞則昭(せんずい・のりあき)

2015年8月6日

泉瑞則昭(せんずい・のりあき)

損保OB・OG防災を考える有志の会 事務局
慶應義塾保険学会 常務理事
人形劇プロジェクト稲村の火 事務局

生年月日:1949年5月7日
出身:東京
最近の防災活動:
1.防災市民フオーラム主催「1・17 あの日を忘れない」
 〜炎の津波から子どもたちを守るために〜
 (平成26年2月26日 日本財団ビル)
2.セミナー「大規模地震の発生時にわたしたちは何ができるのか?」
 〜阪神淡路大震災被災者に学ぶ&一般の人々による建物安全確認〜
 新宿駅周辺防災対策協議会主催に講師紹介等協力
 (平成27年7月2日 工学院大学教室)
3.国連防災世界会議聴講(平成27年3月仙台)
 ・防災関係コラム寄稿:慶應義塾保険学会HP・「保険ひとくちコラム」寄稿
  「東日本大震災の被災地に学ぶ教訓その1(平成26年5月1日掲載)、
  その2(同5月24日)」

・地域防災にはまったきっかけは?

現役時代に、損保の職員として、非営利・官民協力で運営している「地震(噴火・津波)保険」の損害調査を担当し、日本海中部地震、雲仙普賢岳の噴火、奥尻等の津波、米カリフォルニア・ノースリッジ地震、阪神淡路大震災等の多くの被災現場を調査・確認し、その惨状に接し、防災と住宅再建の重要性を痛感しました。OBになっても、まだ元気な仲間たちと、それぞれが住み、お世話になった地域で防災活動に取り組み、少しでもお役に立ちたいと今年から有志の会立ち上げの準備を始めました。


・地域防災にかかわって改めて大切だと感じたことは?

シニアに活躍してもらうことです。企業戦士の現役世代は多忙で、地域での活動はほとんど無理。一方、企業や役所をリタイアしても、元気なOBとOGは沢山います。有志を募り、趣味に没頭するのみでなく、地域防災活動の戦力になってもらうべき。それから、子供が主役の防災教育です。 子どもを主役にすれば連動して、大人も参加します。世代を超えて、地域でともに防災を学び、教え合うことで、絆も強まると思います。子どもの「気づき」に教えられることも多々あります。「大人が変われば、子供が変わる!子どもが変われば未来が変わる!」と良く言いますね。


・防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

のど元過ぎれば熱さを忘れる。大災害の発生サイクルは、人間の一生より長いことが多く、世代間の教訓継承が大きな課題。 先日ある防災セミナーで、神戸市で「まちの復興」を永年支援している地元ボランティアの方が、「阪神淡路大震災から20年経過して、ともに復興を担うべき若い世代に、復興や防災強化への熱意が薄いと感じる。発災当時の仲間と明らかに意識が違う。 防災は世代間の教訓継承が課題」と訴えておられました。災害の教訓を世代間で継承して、絶え間ない防災活動のリレーで、地震大国日本の減災を進めたいと思います。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください

早稲田大学大学院で建築を研究されている修士で、都市設計・都市計画を専攻されながら、早大の地元である新宿区戸塚地区が鋭意取り組む「事前復興」を強力にサポートされ、小学校への分かりやすい防災授業を提供する活動に注力されている新進気鋭の「地域防災青年」 牧野創太さんを推薦します。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします

「自助の姿勢と」と「共助のしくみ」をオールジャパンで広め、防災強化を進めようとするTEAMジャパンの方向に深く共感します。この方針のもと、情報の発信・交流の基地として会員相互の「取り組み」を支えるTEAM防災ジャパンに大いに期待します。