まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

牧紀男(まき・のりお)

牧紀男(まき・のりお)

京都大学防災研究所

生年月日:1968年1月5日
出身地:和歌山県
最近の防災・減災活動:南海トラフ地震に備えた事前復興の取り組みを淡路島、和歌山県等で行っています。「復興の防災計画」「災害の住宅誌」(鹿島出版会)、「はじめて学ぶ都市計画(第二版)」(市ヶ谷出版)。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

災害時に建てられる仮設住宅を、防災とは全く関係なく調べ始めたのが「災害」とかかわるようになったきっかけです。建築の学生にとって「仮設性」というのは、建築のはじまりを考えることにつながる面白いテーマでした。「防災」ということを考えるようになったのは1995年の阪神・淡路大震災がきっかけです。仮設住宅を良くするだけでは問題の解決にならないので、総合的に災害対策を考える、「防災」ということに取り組むようになりました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

災害対策本部で活動できたこと(東日本大震災・岩手県庁、京都府南部豪雨・宇治市役所)が一番良かったなと思います。災害対策本部ではみんな忙しく、スペースも限られることから「役に立たない人はいることができない」場所です。自分がそこで活動できたことが、あー役に立つ研究をしているのだなと(自己満足かもしれませんが)実感できたことが一番のエピソードです。長く活動できることが必要でこのごろ現場に出られないことが悩みです。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

私がお付き合いしている方は自治体の防災対策の職員の方が多いです。災害対応の経験を自分の組織の中、さらには被災した地域の自治体の方とうまくつなぐ仕組みがなかなかないのが課題だと思っています。以前と比べるとずいぶんよくなっているのですが、それでもまだ課題はあります。災害対応の経験をうまくつなぎ、継承してくような仕組みをつくることが必要だと思っています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

災害時に一緒に活動した自治体職員の方々とのつながり、いつでも電話できる関係が私の資産だと思っています。また、このごろ危機管理士という資格(?)に関わっているのですが、そこの講座で一緒に勉強した人とのつながりも、ぽっと被災地にいったときに役に立っています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

フェイスブックで見ていて私もぜひ仲間に入れていただきたいと思い今回、寄稿させていただきました。様々な分野で防災に携わっている人のハブになっているようです。TEAM防災ジャパンサイトに名前が出てこないとだめだ、もぐりだ、と思うような活動として発展していってほしいと思います。

検索結果( 件)