まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

牧野創太(まきの・そうた)

早稲田大学大学院創造理工学研究科 佐藤滋研究室(都市設計・計画) 修士2年生

生年月日:1991年9月23日
出身地:神奈川県川崎市
最近の防災・減災活動:
・新宿区における事前復興まちづくり
・延焼シミュレーションソフトを使った小学生への防災教育
「佐藤滋研究室HP 新宿区での地域協働復興模擬訓練と事前復興まちづくり」
http://www.satoh.arch.waseda.ac.jp/satoh_lab/modules/project/shinjuku.html

・地域防災にはまったきっかけは?

当研究室で10年近く続いている新宿区での事前復興まちづくりのプロジェクトに参加したのがきっかけでした。それまでは下町をカメラ片手に散策するのが趣味でしたが、いざ防災という面から見てみると一概に「古き良きまち」と楽観視できないところが多いことに気づかされました。今ではGISを使った防災に関わる情報の蓄積・共有に関わることをメインに行い地域防災に活かせるようにしています。


・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

一番大切なのは、未だ起きてもいない大災害に対して高いモチベーションを持ち続けて防災に取り組む気持ちだと思います。我々、研究室という立場からできることはその気持ちを色んなひとに持ってもらえるように地域のリーダーの力をお借りして啓発に取り組んでいくことだと思います。


・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

マンションや不燃の建物に住んでいる人たちが、防災となるとどうしても他人事になってしまうことが大きな課題です。いざ災害が起きればライフラインは断絶し、その地域に住んでいる人は等しく被災者となります。避難所の炊き出しに命を救われることもあると思います。周りが大きな被害を受ければ自分の土地が区画整理の対象になるかもしれません。いかに自分が被災者になりうるということをイメージできるかが大きな課題です。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

現在、戸塚地区の事前復興まちづくりでお世話になっている新宿区耐震補強推進協議会 会長の伊藤衛様を推薦します。防災の中でも東京という町において戦前からの永遠の課題である住宅の安全性の改善に取り組まれています。また地元である戸塚の歴史にも造詣が深く、よそ者である私にとって貴重なまちの情報を教えて下さる方です。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。

普段、東京・新宿区というフィールドでしか活動していない身として、全国の取り組みが見られるのは大変貴重な情報源です。似たようなフィールドでご活躍されている方とのマッチング・意見交換ができるシステムがあれば防災の分野が、各地で主導する人の「個人力」に依存するものではなく、各地での成果や見えてきた課題を双方向に共有することで生まれる「総合力」によりブレイクスルーができると思います。