まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

田中美咲(たなか・みさき)

一般社団法人 防災ガール 代表理事

生年月日:1988年
出身地:奈良県
最近の防災・減災活動:国連防災世界会議内のパブリックフォーラムにて優秀賞受賞。大手通信会社と連携し製作した防災情報誌を、回線を引いている全国のお家に配布。

・地域防災に、減災にはまったきっかけは?

「少しでも多くの人が心から幸せであれる世の中を創る」ことを自分の使命だとおもっています。その中で、東日本大震災を経験し、当時務めていた株式会社サイバーエージェントを辞めて復興支援に携わることを決めました。大学時代からの恩師である石川淳哉さんが設立した公益社団法人助けあいジャパンの一員として、たくさんの福島県の避難された方々と出会う機会があり、その時に出会った方々から「自分の事や大切な人のこともちゃんとしな」と言っていただいたことが防災をとりくむきっかけになっています。復興支援をすることもとても大切だけれど、自分の事が何もできていないという本末転倒のような状況を変え、そしてより多くの人にとても重要な「防災」を広めたいと想い、防災・減災に携わる事になりました。


・地域防災、減災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

自主的にやりたくなるものかどうか、だと想います。若者の言葉遣いで言うと、防災ってなんだかめんどくさくってダサくってやりたいとは思えないんです。緊急時だけでなく平時から継続的にやるからこそ意味のある防災を、どうやってモチベーションや興味を維持できるかと考えたときにそれは「自主的にやりたくなるかどうか」であり、その価値が伝えられるかだと思いました。そのためには、仲間が必要だったり、オシャレであることや、身近な機会があることなど、さまざまな要素を紐解いてかけ合わせる事が重要だと思います!


・地域防災、減災に取り組んでみて感じる、今の社会の課題は?

構造主義が基本となっていること、失敗を恐れる習慣がどの社会課題にも通ずる課題だとおもいます。私が立ち上げた「防災ガール★」は、指示する人も管理する人も評価する人もいません。メンバーがアイデアをだして、メンバーが企画から運営実施まで行い、活動が増える程企業や行政が協力してくれ、また広がって面白いアイデアが出てくるというエコシステムで成り立っています。上司への確認や、市場のルールにとらわれず、若者・女性という強みを生かして全てにおいてリーンスタートアップで行っているため、少しずつ前に進みます。しかしよくある市場・団体は、大きく出て大きく失敗し、それを取り戻せない可能性があるから挑戦しないことがおおく、市場の失敗分野に誰も手を出せない状況を創っていると感じました。もっとそれぞれがそれぞれの強みを生かして、連携していくことで防災だけでなく、どんな社会課題もチームで解決できると信じています。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

永田宏和さんです。防災だけでなく、防犯やまちづくりをアートを加える事で新しい可能性をつくりだすNPO法人プラス・アーツの理事長です。団体の事業の中でもカエルキャラバンや、レッドベアキャンプは子供達がわくわくしながら防災を学べ、体験を持って考えるイベントになっており、日本全国、そして海外の災害国でも実施されています。私自身とても尊敬している方で、防災の取り組みを考えるときにいつも勉強させてもらっているプロジェクト・人です。


・TEAM防災ジャパンへの想いをお願い致します。

私含め防災ガール★( http://bosai-girl.com/ )は、 防災をソフトとハードにわけるとするならば、ソフトである「目に見えない対策」とそれを「広める」事に強みをもっています。また、権威ある方々の知見やメッセージを若者に伝えるには、若者言語に翻訳する必要があります。全国・海外にひろまる防災ガールの輪をグローバルスタンダードで見てもトップレベルの日本の防災に活用し、より多くの人が自主的に防災に取り組みたくなるようにできればと思います!