まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

石峯康浩(いしみね・やすひろ)

国立保健医療科学院

生年月日:1970年8月11日
出身地:鹿児島県
最近の防災・減災活動:保健所職員等を対象にした危機管理研修の講師。日本火山学会防災委員会としての御嶽山噴火対応等。

・地域防災にはまったきっかけは?

1993年の鹿児島地方の豪雨災害で被災しました。当時、大学で地球物理学を専攻していて気象学も勉強していたのですが、テレビで大雨洪水警報の更新を連呼する意味が理解できませんでした。その結果、逃げ遅れて床上1.7mまで濁流にのまれる実家の2階で立ちすくみ、深夜、屋根伝いに捜索に来た消防隊員に救助していただきました。その際、体験した避難所生活が今の活動の原点になっています。


・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

できる範囲のことを地道に続けることだと思います。私自身、専門は火山学なのですが、必ずしも防災に直結しない職場で働いていた時期もありました。それでもホームページ等での情報発信を続けることで、防災に関心の高い方々とのつながりが広がり、今に至っています。


・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

災害時には被災状況や支援体制等の情報の共有がとても大切であり、その役割を担う人を災害時に活動するそれぞれの組織の中で養成しなければならないという認識が弱いことが課題だと思います。私がお手伝いをしている防災訓練等でも、参加者の意識は自分の専門技術を災害時にどう活用するかに偏ってしまいがちです。チーム全体としてのパフォーマンスを向上させるためには情報の共有が不可欠。そのための準備が必要です。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

同じ職場の吉田穂波さんを推薦します。産婦人科医として災害時の母子支援活動を熱心に推進している方です。5人(!!)の子供の母親でありながら、東日本大震災の際にも精力的に被災地の支援を行っていました。「ちょっとありえない」っていうくらいのバイタリティーの持ち主です。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。

防災には、いろいろな知識や技術を持つ人々がチームとなって取り組むことが大切だと私も、日々、感じています。そのような思いが名前につまった「TEAM防災ジャパン」に、私もできる限り、協力させていただきたいと思います。