まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

羽賀友信(はが・とものぶ)

長岡市国際交流センター「地球広場」

生年:1950年
出身地:新潟県長岡市
最近の防災・減災活動:熊本地震において多言語支援センターの運営に協力

・防災に取り組み始めたきっかけは?

広義には国際緊急援助隊の初期の活動に参加したことです。狭義では2001年に長岡市国際交流センターを立ち上げたときに在住外国人の被災時支援について具体的に考え始め、全国のネットワークとの連携を含め、活動指標を具体化しました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

中越地震の際、多言語支援センターを初めて立ち上げ、全国からの翻訳、音訳協力を仰ぎ、国際緊急援助隊の調整員が個人のボランティアとして連携してくれたことにより、多文化理解の重要性や、やさしい日本語の可能性、多言語・多文化通訳のための日ごろからの顔の見える関係性が明確になったことです。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

現在は、国際を広げていくよりも災害支援の枠組みに国際を盛り込む方が重要であることがわかりました。現状の課題は、ボランティアセンターの運営は行政と社協がベースですが、専門性の高いアクターが勉強会を通して地域課題を学び、支援体制を組む協働システムが有効であるとわかっています。しかし、民間で勉強会を開き継続していくことには資金的な限界が出ています。今後、寄附行為の文化の拡大が大切です。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

自分の地域以外に支援するときにカウンターパートの存在が大変重要であり、全国にネットワークを持ち行動力のあるJC(青年会議所)との連携は大変重要だと思っています。また、避難所で弱者がさらなる弱者にならないために特に自閉症や精神障害者、重度のアレルギー、情緒障害を持つ親子等との理解のための連携が重要になります。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

いろいろな地域課題の特異性と地域を越えて普遍的に活用できる情報の共有及び人的ネットワーク、物的・資金的な課題に全国の知見が答えていく情報のプラットフォームとして有効に働くことを期待しています。