まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

西村博章(にしむら・ひろあき)

西村博章(にしむら・ひろあき)

国士舘大学 大学院 救急システム研究科 修士課程、理学療法士、臨床工学技士、応急手当普及員(愛知県豊明市消防本部認定)、防災士 、パラリンピック強化選手(視覚障害者柔道)

生年月日:1984年12月8日
出身地:愛知県豊明市
最近の防災・減災活動:AHA-BLSプロバイダー、AHA-PEARSプロバイダー、日本災害医学会MCLSプロバイダー、大阪ライフサポート協会「障害者のための心肺蘇生法教育」社会貢献事業オブザーバー、愛知県豊明市「チョコッとジョギング大会」救護スタッフ、島根メディカルラリースタッフ

・防災に取り組み始めたきっかけは?

視覚障害がある中で10年以上にわたり専門学会参加や資格取得、専門講習の受講などで救急医療に取り組んできました。しかし災害対応全般に対する知識不足を強く感じ2015年11月に防災士の資格を取得しました。現在は救急医療と視覚障害者対応を軸に防災活動に取り組んでいます。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

私は2008年6月に発生した秋葉原無差別殺傷通り魔事件の現場に偶然居合わせトリアージと心肺蘇生処置に当たりました。その事が原因でPTSD(心的外傷後ストレス傷害)に罹患し大変つらい経験をしました。今でも症状は残存していますが、その経験から「当事者だからできること」を信念に救急医療・防災活動に取り組んできました。出身地の愛知県豊明市では消防本部と市役所で私が提案した制度を採用していただく事に繋げることができました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

防災活動において障害者は常に「助けられる存在」として認識されてきました。しかしそれは絶対に違うと私は思います。障害者であっても周囲の方とのつながりや助け合い、相互の理解、環境整備を行えば必ず「助ける側」にもなることができます。障害者が共助に参加できる認識と環境づくりが課題だと強く感じています。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

お二人いらっしゃいます。
お一人目は聴覚障害者の防災士である中江文隆さんです。中江さんとの出会いで視覚障害者でも聴覚障害者でも防災活動ができることを証明できたと思います。
お二人目は出身地の愛知県豊明市で防災ボランティアネットワークを運営されている渡部純子さんです。防災に関することをたくさん学ばせていただきました。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

TEAM防災ジャパンサイトでは防災に関して各分野から多くの方が寄稿されています。また充実した情報提供もなされています。その幅の広さが確実な知識や防災活動、災害対応にもつながると感じています。

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