まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

鈴江奈々(すずえ・なな)

鈴江奈々(すずえ・なな)

日本テレビ放送網(株)アナウンサー

生年月日:1980年7月11日
出身地:神奈川県藤沢市
最近の防災・減災活動:東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨などの被災地取材、災害報道に携わっています。
東日本大震災以降続ける日本テレビの被災地支援活動「よみひと知らず」
防災イベント「みんなの防災+ソナエ」にて、毎年、備えの大切さをお伝えしています。
内閣府「平成30年7月豪雨による水害・土砂災害からの避難に関するワーキンググループ」委員として参加(2018年)
国土交通省「水防活性化調査会」委員として参加(2018、19年)など

防災を取り組み始めたきっかけは?

2006年から日本テレビのニュース番組「NEWS ZERO」を担当し、生放送中にも起きる地震などの災害に対して、どのようにお伝えすべきか悩み、防災について体系的に学べる機会となる「防災士」の資格を取得。
その後、東日本大震災で、「想定外」の現実を目の当たりにし、災害大国で生活する上で、個人で、社会で、どのような備えをしていくことが求められているのか、取材し、伝えていくことの大切さを実感したことから、力を注ぐようになりました。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

2019年「みんなの防災」イベントが、千葉県で台風15号が上陸する前日に行われ、ステージでこう、呼びかけました。「台風がくると、暴風で停電します。灯りの備え、今夜は冷蔵庫にある中で悪くなりやすいものから食べて!電気が通じているうちに、冷凍庫で、ペットボトルの飲料を凍らせておくといいです」とお伝えしました。というのも、北海道胆振東部地震で、停電地域を取材した際、「ペットボトルを冷凍庫で凍らせておけば、クーラーボックスの保冷剤代わりに、溶けたら飲料になる」という知恵を主婦の方から聞いていたからです。
どれほどお役に立てていたかわからないですが、災害発生前に、被災地の経験を繋ぐことができました。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

大変な事態になればなるほど、様々な情報が溢れ、大切な情報が埋もれてしまうこと。刻々と状況が変化する中で、防災機関でスピーディーに危機感を共有することが、求められていると思います。ただ、現状は、その連携が十分でないと感じます。
予測の精度の課題はあるにせよ、明らかに川が氾濫する、ダムの緊急放流をする、など切迫した情報をいかに、自治体、住民、報道機関などの防災機関とつながる事ができるか、大きな課題であり、大きな挑戦だと思います。
平時からのシステムづくり、顔のみえる関係づくり、訓練など、やれることが積み残されてると感じます。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

「支援したい」「支援してほしい」をつなげる「Smart Supply」
全国からの支援物資が被災自治体に集まりますが、そこにはニーズに合わないものが山積みに・・・という事態も。
避難所を拠点とした支援の在り方では、在宅避難者、自主避難者などに対応しきれないニーズが被災地にはあります。
そうした現場の刻々と変わるニーズにも対応できる仕組みは画期的だと思います。今後体制が強化され、広がることを期待しています。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

防災の「知見」を調べる事ができるサイトから、「課題」を解決するプラットフォームに!
「被災して支えになったのは、近所での声かけや、駆け付けてくれる家族の存在」そんな声を聴くと、人と人との繋がりが大切と
つくづく感じます。一方で、災害対応次第で、被災した人の痛みが大きくもなるし、小さくもできます。
災害対応を向上させるべく、山積する課題に対して、TEAM防災ジャパンの取り組みを期待します。

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