まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

長谷川祐介(はせがわ・ゆうすけ)

滋賀県大津市総務部危機・防災対策課(平成26年~現在に至る)

生年月日:1984年8月28日
出身地:京都府
最近の防災・減災活動:危機・防災対策課において、主に防災計画及び防災システムの担当として従事し、計画に関しては「大津市原子力災害避難計画」「大津市帰宅困難者対策計画」「大津市業務継続計画」「大津市災害時受援計画」と様々な防災計画の策定に携わりました。また、防災システムに関しては、「大津市総合防災情報システム」をはじめ、土砂災害に関する避難対象者を瞬時に洗い出す「大津市避難対象割り出しシステム」や大津市の防災アプリである「大津市防災ナビ」などの開発に携わりました。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

大学院卒業後、民間企業で技術職として勤務した後、平成26年より地方公務員に転進し、一番初めに配属されたのが、危機・防災対策課でした。民間企業では工場のリスクマネージメントもしており、また、防災分野は理系的な考え方も必要な分野なので、個人的には非常に興味深い分野でした。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

「大津市避難対象割り出しシステム」の開発です。土砂災害に関する避難情報の対象地域について、データから的確に絞り込むことができないかという課題に対して、土壌雨量指数や60分間積算雨量データを常時監視し、その値と土砂災害(特別)警戒区域を組み合わせることで、「その時点で本当に土砂災害のリスクがある場所」を的確かつ円滑に割り出せるシステムを構築することができました。このシステム開発は、理系的な素養をうまく活かせた事例ではないかと考えております。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

どれだけ一部の人ががんばっても、全員が一致団結しなければ乗り切れないのが災害であると考えております。ですから、日本全体の重要課題の一つとして、防災・減災の啓発をすすめていかなければならないと思います。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

三重県いなべ市危機管理課の大月浩靖さんです。平成29年の千葉県での研修にて出会い、防災・減災対策全般においても、プライベートにおいても“兄貴”として慕わせていただいております。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

どれだけAIが進化しても、最終的に災害から人命や財産を守るのは「人の力」であると個人的には考えていますが、残念ながら人一人でできることはごくわずかです。しかしながら、有事の際に、多数の英知を結集させることができれば、多くの人命や財産を守ることができると信じております。このサイトを通じたつながりが、「官民の枠を超えた英知の結集」につながることを期待しています。