まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

青柳光昌(あおやぎ・みつあき)

日本財団 ソーシャルイノベーション本部ソーシャルイノベーション推進チームリーダー

生年月日:1967年5月
出身地:千葉県
最近の防災・減災活動:今年3月に仙台にて開催された第3回国連防災世界会議では、3つのフォーラムに登壇しています。「民間連携で進める今後の防災・復興支援のあり方(日本財団)」「東日本大震災からの復興の現状と取組(復興庁)」「障害者の視点からのコミュニティ全体で備える防災まちづくりへの提言(日本財団 仙台市)」
また、2014年から、災害時の避難所を「被災者支援拠点」にするモデル事業の実施や現場での支援活動をコーディネートできる人材育成プログラムの策定を実践家、有識者の方々にご協力いただきながら進めています。
著作:「日本型無私の経営」光文社新書、「東北発10人の新リーダー〜復興にかける志」河北選書(いずれも共著)

・地域防災にはまったきっかけは?

1995年の阪神淡路大震災の復興期での支援の経験が、きっかけです。本格的には、2011年の東日本大震災での緊急支援やその後の復興支援活動からです。地域の様々な視点で支援活動を企画、実施したことを通じて、日頃の地域としての防災の重要性を改めて感じています。


・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

ひとつは、地域内でのつながり・連携、もうひとつは地域と地域外とのつながり・連携です。誰と誰の連携かというと、両方とも住民同士、行政同士、企業同士、NPO同士等々です。そして、さらに大事なのはこうした「同士」の枠を超えて、クロスセクターでつながっておくことです。これには、具体的につながる取組が日常的に必要です。宣伝のようで恐縮ですが、日本財団では、自治体や社会福祉協議会の職員、地域のリーダー方々を対象とした「被災者支援拠点」の研修・訓練を全国に広めていく事業を実施しています。


・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

地域、いわゆる集落単位での人々のつながりが希薄になっていること。
都会だけの課題ではなく、今は田舎でもあまり変わらないのではないでしょうか。このことは、防災・減災のためだけではなく、地域社会の持続性の点からも社会関係資本の希薄化は大変な課題だと思います。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

震災がつなぐ全国ネットワーク事務局の松山文紀さんをご紹介します。災害現場には常には駆けつけ、現地の支援コーディネートを行うプロフェッショナルです。現在は日本財団と一緒に、現場で培った知見を可視化して、コーディネートの専門人材育成プログラムを開発してくれています。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。

アプローチは違うかもしれませんが、目指す山は同じです。みなさん同じチームとして地域での防災・減災活動を広げていきましょう。