まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

髙橋紀子(たかはし・のりこ)

福島大学 子どもメンタルヘルス支援事業推進室 特任准教授
日本人間性心理学会 災害支援チーム代表
臨床心理士

生年月日:1977年2月11日
出身地:鹿児島県薩摩川内市
最近の防災・減災活動:被災地の現状を伝える講演会等

・防災に踏み込んだ(取り組み始めた)きっかけは?

高校生の時に台風で自宅が床上浸水をしたこと、大学生の時に阪神・淡路大震災のボランティアに行ったことなど、人生の節目で震災があったことがじわじわと自分の働き方や人生観に影響を与えていると感じます。一瞬で生活が変わる恐ろしさ、命の尊さとあっけなさ、人間の脆さとしぶとさ等強烈なインパクトを受けました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

難しいなあと感じるのは災害に伴う噂話の取り扱いです。いわれのない誹謗中傷や誤解、差別、罪責感情など、災害にまつわる人の心の動きはとてもデリケートだと日々実感します。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

つながれない時にはそれなりの事情があること。それを無視してつながろうとすると、つながらないことで守っているなにかを無自覚にないがしろにすることもあるので、そうした語りにくい抵抗に対する謙虚さや「間」を保つことの大切さは課題だと思います。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

福島県南相馬市のこころのケアセンターなごみ南相馬事務所に相談員として入らせていただいている他、市の相談業務や研修会講師等をさせていただいています。同じ地域の複数の立場で携わることができているおかげで、南相馬市にフィールドワークのようなかたちで長期的継続的に関わることができています。このご縁には心から感謝しています。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

ほしい情報をすぐ見つけられる、使い勝手の良いサイトになるといいなと思います。そして学童期の子どもも使えるようなツールが増えていくと嬉しいです。