まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

髙瀨一郎

2020年4月3日

髙瀨一郎 (たかせいちろう)

日本赤十字社 和歌山県支部 事務局長

主な活動地域:

和歌山県 全域

出身地:和歌山県
最近の防災・減災活動:日本赤十字社和歌山県支部としての防災活動
関西広域連合協議会委員の防災分野担当としての助言
静岡県庁幹部職員向けの講演会(R2.1)

防災を取り組み始めたきっかけは?

和歌山県庁在職時、平成23年4月に危機管理局総合防災課長に就任したこと。
その時は東日本大震災直後であり、岩手県への支援、和歌山県の地震津波対策の総点検を行い、平成23年9月の紀伊半島大水害の対応に当たりました。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

新しいチャレンジがたくさんできたことです。
特に和歌山県の地震津波対策の総点検については、知事と凄い議論をして、完全に以前の対策を見直し、新しい対策を考え出せました。
また、平成26年には危機管理局長として、和歌山県津波災害対応実践訓練を実施したこと。これには自衛隊1,500人、米軍オスプレイの参加を始め官民118機関6,500人が参加する訓練を行いました。
紀伊半島大水害では、上記の総点検を活かした対応が出来ました。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

防災だけではなく、「つながり」は人間が生きて、社会活動をしていくうえで、本当に大切なものであると思います。
単なる仕事上のことではなく、人と人の本当の「つながり」が信頼関係になるので、それがなければいい仕事は出来ないし、特に災害が発生した場合はボランティアや地域住民との「つながり」が重要ですが、普段から意思疎通を図っておくおことが大事であるが課題でもあります。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

県の総合防災課長の時に紀伊半島大水害が発生しましたが、その時に素晴らしい人と巡り会えたことがその職務の範囲に収まることなく幅広い活動に「つながり」、様々な対策を講じることが出来ました。ただ、これは本当に人と人の「つながり」であり、いつもあることではないし、仕事上だけではそこまでの「つながり」にならない、これを引き継ぐことも困難だと考えます。
国民の為県民の為にどれだけ必死に出来るかで住民との「つながり」も深くなるであろうし、その気持ちで信頼関係が生まれる。住民から涙が流れるようなお手紙を頂いた時には、本当に信頼されるような仕事が出来たと感じましたが、人それぞれでそこは大変難しいです。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

こういうネットでの情報共有はとても参考になりますが、ここだけで終わってしまっているということはないでしょうか?
この中で実際に会って意見交換をしていくことが大事でであるし、国の政策を決めていくうえでも参考になることが多いのではないかと思います。学者の意見を聞くのもいいですが、実際に現場で取り組んだ意見を取り入れることが重要であると思います。