まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

鬼村はるか(おにむら・はるか)

鬼村はるか(おにむら・はるか)

学生ボランティア団体OPERATIONつながり元代表

生年月日:1992年12月16日
出身地:広島県広島市安佐北区
最近の活動:大学・社会福祉協議会・ママさんサークル等での講演会・ワークショップ開催

学生ボランティア団体OPERATIONつながりFacebook
https://www.facebook.com/operation.tsunagari

・地域防災にはまったきっかけは?

わたしが地域防災を始めたきっかけは、宮城県岩沼市社会福祉協議会の職員さんの言葉でした。わたしは大学に入学する直前に東日本大震災が発生したため、大学1年生の頃から宮城県の仮設住宅で交流会の開催等のボランティアを行っています。ある時、岩沼市社会福祉協議会を訪れた際にわたしが「今のわたしたちは東北のために何ができますか?」と質問しました。すると、職員さんが「東北のために何かしてくれるのも嬉しいけど、広島で何かあったときに広島の人々が東北の悲惨さを繰り返さないように日ごろから取り組む学生でいてほしい」とおっしゃいました。その言葉に衝撃を受けた私は、広島で起こるかわからない災害のために何ができるのか、と悩むようになり、「東北の人々の想い、教訓を伝えたい」と思うようになったのです。これが地域防災に取り組み始めたきっかけでした。


・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?

改めて大切だと感じたことは、「自分の住む場所、生き方を決めるのは自分」という意識です。これは実は私自身の教訓です。
大学3年生の頃から防災について考え始め、広島県内の各所で講演会やワークショップ、展示会を行ってきました。しかしその内容は“防災バッグ”や“避難の仕方”などスキル面の内容に偏っていました。そうして2014年8月、広島市で大規模土砂災害が発生しました。わたしの自宅は、まさに土砂災害は発生した地域の中にあります。当時、防災バッグや避難の仕方などはそこまで重要ではなく、“頼れる人が周りにいるか”、“周りに逃げ遅れそうな人がいるか把握しているか”が問われました。
自分が防災を伝えていた立場でありながら被災し、情けないですがそのときに初めて自分に照らし合わせて防災を考えることができました。“自分が住んでいる場所はどのようなところなのか”“近所の人と助け合える関係を普段から築いているか”こうした一見簡単そうに見えることも実行に移している人は少ないのではないでしょうか。自分の生き方を決めるのも住む場所を決めるのも自分、「自分は大丈夫・・・」と思っていざというときに他人のせいにするのは情けないことだと思います。


・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

身近なことでいうと“道行く人とあいさつしない”ことですかね(笑)街中に住めば住むほど、仕事に追われせかせかし、道行く人とあいさつをしたら逆に怪しまれる。近所の人と立ち話をする時間も取らない日々。隣に誰が住んでいるかわからない状態です。「自分の住んでいる地域に、自分を大切にしてくれる人はいますか?」と問いかけたいです。自分を大切にしてくれる人がいない町に住んでいるなんて、とても寂しいと思うんです。せっかく住むのなら、お互い大切に思い合える場所にしたいなぁと思います。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。

高知県立大学のボランティア団体「イケあい地域災害学生ボランティアセンター」代表の小林美輪さん(大学3年生)を紹介します。彼女が代表をしている団体は高知県で地域防災に励んでおり、一企画である“未災地ツアー”は防災甲子園でグランプリを受賞しています。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。

このサイトに集まる人たちで年に1回会える場があったらとてもとてもうれしいです。防災に取り組んでいる人はやはりまだ少ないので、こうしてつながれるのがとてもうれしいです。読むだけで学ばせてもらえるサイトなので、多くの人に広めたいです。

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