運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

リレー寄稿

地域防災の担い手をご紹介

寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

松本賢芳(まつもとまさよし)

大森赤十字病院・医療社会事業部長、日本赤十字社災害医療コーディネーター、大田区災害医療コーディネーター

主な活動地域
東京都 大田区
最近の防災・減災活動

出身地:東京都品川区
最近の防災・減災活動:東日本大震災から昨年の北海道胆振東部地震まで、主な災害で活動しています。毎年9月に大田区で災害時医療フォーラムを開催しています。区のホームページで開催概要などご参照ください。

・防災に取り組み始めたきっかけは?

阪神・淡路大震災の際に、兵庫県にある母の実家が被災しました。それがきっかけとなり、災害関係の仕事に取り組むようになりました。

・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

熊本地震の際に、ある避難所で82歳の女性の方が、避難所のリーダーをされていました。その理由は、薪で火を起こして、釜でご飯を炊けるからでした。若い人達にも頼りされていました。「今の人は、電気がないと何もできない」と笑って答えてくれました。経験の大切さを痛感しました。

・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

行政間の横の繋がり、隣接する市や区との連携に課題があると感じています。日頃の訓練から、情報共有や住民の相互避難なども取り入れて行うことが大切であると考えます。

・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

今まで被災地の活動でお世話になった方々、全員です。被災地で活動する際には、本当に多くの方の協力が必要です。まさに多職種連携の究極が災害活動であると考えます。

・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

今後の災害にオールニッポンで対応するために、防災関係者の交流や情報発信の場として、利用されることを期待致します。
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医療福祉関係
災害医療