寄稿者様への御連絡は、各御所属先へお問い合わせください。
・地域防災にはまったきっかけは?
平成24年4月に現在の部署(市の防災担当部局)に異動したことがきっかけです。それまでは、正直なところ、防災について深く考えることを無意識のうちに避けていたように思います。強制的に防災に目を向けざるを得ない立場になったことで、防災の幅広さと奥深さをようやく垣間見ることできました。日々新しい“気付き”の連続で、お役目を頂いたことに感謝しています。
・地域防災に関わって、改めて大切だと感じたことは?
防災対策を行動に移すためには、いかに“具体性のある災害イメージ”を作るかがポイントだと思います。一方で、世の中にはまだまだ“抽象的なイメージ”や“間違ったイメージ”が溢れているのも現実です。「知識→イメージ→対策実施」を意識して、正しく効率的な防災対策につながる災害イメージ作りが大切だと思います。
・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?
自分もそうでしたが、多くの方は、防災対策を“やり残した夏休みの宿題”のように、なんとなく心配だけど手をつけられないものにしてしまっているように思います。そのような方に、行政として、防災対策に目を向けるためのきっかけ作りができればと考えています。
・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方をご紹介ください。
まず、富士市地域防災指導員会の会長をしていただいている高沢勝彦さんです。避難所運営訓練や地区防災計画策定をはじめ、学校と連携した防災教育の展開など、地域の中心で幅広く先進的な防災対策に取り組んで頂いています。
そして、当市の職員で、現在内閣府の防災担当に出向中の太田智久です。私が現在の部署に異動してきた際に、指導してもらいました。
・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージをお願いいたします。
防災は発想力が勝負だと思います。皆様のお知恵をお借りしながら、新しい気付きが得られればと考えていますので、よろしくお願いいたします。
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