寄稿者様への御連絡は、各御所属先へお問い合わせください。
- 主な活動地域
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東京都 全域
- 最近の防災・減災活動
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生年月日:1951年2月6日
出身地:東京都
最近の防災・減災活動:講演多数/著書多数
PS4ゲームソフト「絶体絶命都市4Plus」総監修
日経ビジネスON LINE連載「渡辺実のぶらり防災・危機管理」(116回連載2019.1最終回)
サンケイビジネスアイ、SankeiBizコラム連載「論風」
トレーラーハウス被災地活用プロジェクト
防災を取り組み始めたきっかけは?
自分が計画に関わった宮城県仙台市緑が丘団地が1978年宮城県沖地震で甚大な被害が発生しショックを受けたのが、防災へ取り組むきっかけ。まちづくりの中で安全・安心に関わるために1987年都市防災研究所へ移籍し、当時理事長の入沢恒先生との出会いが本気で防災の世界に身を置く覚悟ができました。入沢先生の教え「防災は被災地現場から学べ!」が私の座右の銘。国内外の被災地から市民の生命を守る方策を発想しています。
ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。
1995年阪神・淡路大震災直後に神戸市地域防災計画策定業務を受託し、10年間被災行政神戸市の応急復旧から復興支援に関わったことが私の原点。この震災報道支援のなかで当時NEWS23(TBS)キャスター筑紫哲也さんと番組をつくるなかで「ジャーナリストになるべき」とアドバイスをうけ、「防災・危機管理ジャーナリスト」の肩書きを使うようになりました。40年この世界で仕事を続けていますが、被災地では同じ問題を繰り返しているので、忸怩たる観でいっぱいです。
防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。
最近の被災地取材では、若い研究者との出会いが少ない、現場に若い研究者が来ないように感じています。報道やSNSなど現場に行かなくても被災地情報が入手できる時代になったからのでしょうか?「災害の顔」はいつも、災害の度に異なる顔を常に見せてきます。その顔の違いは被災地現場でしか見つかりません。研究者や専門家との被災現場での出会いやつながりが私の財産になっています。「防災は被災地現場から学べ!」を若い研究者へ送ります。
ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。
阪神・淡路大震災後に東京で「災害情報研究会」を設立し、この活動のなかで在京ラジオ局(NHK+民放、AM+FM)とライフライン各社をネットワークした「ラジオ・ライフラインネットワーク(RLN)」を構築しました。現在もこのRLNは維持継続され活動を続けています。このネットワークは災害時に「災害情報交差点」で在京ラジオ局がNHK・民放の垣根を越え、ライフライン各社の最新情報を共有し放送します。
TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。
首都直下地震・南海トラフ巨大津波地震・富士山噴火など超巨大災害が迫っている今、TEAM防災ジャパンの役割は何なのか、なにができるのか、など改めて検討すべきではないでしょうか?
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