まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

瀧川猛(たきかわ・たけし)

2015年7月27日

瀧川猛(たきかわ・たけし)

千葉県指導行政職員 千葉県教育庁東上総(ひがしかずさ)教育事務所山武(さんぶ)分室(元 千葉県立東金特別支援学校)

生年月日:1967年5月4日
出身地:千葉県柏市
最近の防災・減災活動:
第3回国連防災世界会議 防災教育交流国際フォーラム「レジリエントな社会の構築と防災教育・地域防災力の向上」にて『あたりまえ防災(あたりまえ体操/COWCOWの替え歌)』の紹介
http://youtu.be/3rXEI6_wZSM

・地域防災にはまったきっかけは?

2010年の秋、東金特別支援学校の当時の校長先生が、地域とのつながりを深めるための一つの方法として「防災」をテーマにすることを提案しました。その思いを形にするために、地域防災に取り組み始めた矢先、東日本大震災が起こりました。岩手県出身の校長先生は、阪神淡路大震災を機に防災教育の大切さを痛感し、推進したいと考えておられたようです。行政、福祉、医療などの様々な縦糸を、学校が横糸となってつなぐという構想を「防災ユニバーサルねっと」という名称で提唱し、県立の特別支援学校ができる実践を積み重ねてきました。


・地域防災に関わって改めて大切だと感じたことは?

アウトリーチの視点での活動と個人・組織が受援力(発信)を高めることのバランスです。一つの活動がうまくいったら積極的にシェアをして、「人と人」「人と組織」「活動内容と組織」などをつなげていく。一つの組織や地域内で完結するのではなく、命を守ることにつながることなら何でもつなぐということです。発信しつなぐことを楽しみながら取組むことで、継続もしやすくなると思います。


・地域防災・減災に取り組んでみて感じる今の社会課題は?

災害弱者、災害時要援護者、避難行動要支援者などと呼び方が変わってきていますが、震災障害者の方々や震災関連死の方々のことを考えると、誰でも災害弱者になり得るのだという意識がまだまだ不足していると思います。また、障害がある方たちは、「できない、わからない」からと、安全に関する知識を学ぶ機会や経験する場が少ないと感じます。自分の得意な感覚を使って(視覚障害なら聴覚・触覚というように)災害を感じることは、もっともっとできると思います。例えば、初期微動について正しく理解し、どの場所では、どのように行動するかを具体的に学んでいれば、寝ている時や入浴時に一人で身を守ることができる可能性が増えるということです。


・TEAM防災ジャパンの一員に推薦!という方を紹介

片岡明恵先生です。3.11では避難所にもなった宮城県立石巻支援学校に在勤している際に大変お世話になりました。現在も、特別支援教育メンバーで作った「TEAM42BOSAI」の仲間としてお世話になっています。


・TEAM防災ジャパンへの想い、メッセージ

いろいろなTEAMが、たくさんつながって、「TEAM防災ジャパンを知らない人はいない」という日本になることを願っています。