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<大川小>遺族が震災教訓広く伝える 仙台/宮城
宮城県ユニセフ協会の主催で22日、東日本大震災の教訓を広く伝えようと、宮城県石巻市大川小の6年生だった次女を亡くした元中学校教諭の佐藤敏郎さんが、仙台市青葉区の市シルバーセンターで講演した。佐藤さんは、児童と教職員が津波の犠牲となった大川小の事故について「学校の防災マニュアルが児童の命を守るものになっていなかった。命にしっかりと向き合う視点が不可欠だ」と指摘した。佐藤さんは「忘れられるわけはなく、乗り越える必要はない。その気持ちと一緒にいることが大事だ。防災とは元気に『ただいま』を必ず言うこと。子どもたちの命、先生たちの命を無駄にしてはいけない」と呼び掛けた。【4月23日 河北新報より】
▼宮城県ユニセフ協会 3.11から6年 『あの日を語る、未来を語る』
http://www.unicef-miyagi.gr.jp/topics/index.php?action=detail&id=453