寄稿者様への御連絡は、各御所属先へお問い合わせください。
防災を取り組み始めたきっかけは?
大切な友人たちが東日本大震災で被災したこと。
彼らが真冬の最中各々が得た水シャワーのコツを面白おかしく披露しあっていた姿をみて、こんな時こそ自分たちで「楽しさ」を見いだせることが大事なんじゃないかと思ったことが「たのしい防災、おいしい防災、遊んでいるうちに知恵が身につく『防災キャラバン』」というイベントを立ち上げるきっかけになりました。
自分の心地よさ、自分と向き合い、好きなことを知ることが自助につながると感じました。
ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。
防災キャラバンは2019年12月で第5回目を迎えます。市民発信で行政・企業が連携し毎回アップデートしています。
お祭りのような設えで体験ブース・マーケットブースとあり、出店者の皆さんには「普段と違うことは一切しないでください」「どのタイムラインで役に立つかを考えてください」という2点のみお願いしています。初参加の際は必ず出店者さんと1対1で話し、コミットする部分を探ります。すると必ず自分の言葉で説明できるようになるので、お客様に伝えていただいています。専門家からの一方向ではなく市民同士で双方向で「アイデアの共有」が行われる仕組みになっています。
防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。
つながりの前にまず「個」が自立(自律)している必要があると考えています。誰かが助けてくれるだろうという考えが、危機感を鈍らせていると感じています。
あくまで自分の住んでいる地域に限りますが、つながりの中にいる、というより、つながりをつくることに重点を置いています。
ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!
繋がってよかったと思う方は、同じ東久留米市の「助け合おう避難所の会」代表 土居靖さんです。いつどうしてであったかもうすっかり忘れてしまいました。(笑)
共通のお友達の御年90余歳のおばあちゃまと共に車で被災地に足しげく通い復興にご尽力され、今は地元東久留米で活動をされています。面白おじさんです。
TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。
やはり、どうしても防災というと「とっつきにくい」「まじめ」など優先度が下がってしまいがちです。防災への関心を0から1にできるような活動を一緒に考えられるような場が、定期的にあるといいなと思います。
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