運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

防災教育チャレンジプラン

2009年度 特定非営利活動法人 日本沼津災害救援ボランティアの会(NVN)

プラン名 生命(いのち)に、まっすぐ! 『シルバー AED トレーニング!』
プランの対象 大学・一般の部
目的

いつ来てもおかしくない!…と言われている東海地震等の災害時に、災害弱者とならない 高齢者を育成する。現在の防災面からは受動的な高齢者を、『能動的市民防災力』と捉え、AED から救命法受講に繋げて高齢者の受講生を育成する。行政と市民との連携を、消防と高齢者 というわかりやすい形で活動する中から、防災に消極的な市民層にも呼び掛ける。

内容

☆実体験に基づく救命体験報告会 『上級救命法講習修了者の女性(77 歳)他が語る救命報告会』
カラオケ講師が目の前で倒れ、その場に居合わせた30数名中、只一人で救命対応し、 救急隊に引き渡すもAEDを誰も知らない事に驚いた事実からの経緯等を語る
☆AED訓練機材での説明会(普通救命法講習受講への啓蒙活動) AEDの説明及び救命法の重要性や、高齢者こそ仲間の為に必要であることを語る
☆救命法(消防本部等の公式)講習受講のすすめ AEDマップ作り…AED設置場所の具体的確認をし、訓練などで使用する。

成果

『生命(いのち)にまっすぐ!』…というNVNの活動基本テーマを、救命活動という具体的活動として伝えられたので、生命という原点から 防災を見つめなおすことができた。
高齢者が、救命法講習を受講する事で、世代を超えての受講意識が向上した。
歌も好評であったが、新春におこなった『AED救命劇』は会員達の努力もあり、大変好評であった。商店街のメンバーも喜んで下さり、 テレビニュースでの放映もされて、広く伝わったと喜んでいる。

【製作物】
AED救命訓練劇.pdf

報告資料 報告書
団体紹介

1995年の阪神淡路大震災現地V活動者により設立。国内外の災害救援活動と共に、青少年防災教育に力を注ぎ、震災翌年春からの阪神防災福祉研修は現在も継続中で、参加青少年は福祉や教職への進路を選ぶものが多い。また、防災教育チャレンジプランに応募し「地震体感・TOUKAIハウス」と「防災ミュージカル・森のくまさん」が共に防災教育特別賞を受賞し、県内外からの要請を受け、講演会や公演を重ねている。

連絡先 055-967-4564