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【普及啓発】3密避けオンラインで防災啓発 真備の住民グループ 動画で伝達/岡山

3密(密閉、密集、密接)を避けながら地域の防災力を高めようと、西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市真備町川辺の住民グループがオンラインでの取り組みに力を入れている。5月31日には無料通信アプリLINEを使い、地域を歩いて避難時の注意点などを伝える動画を生配信した。住民グループ「川辺復興プロジェクトあるく」の槙原聡美代表が水路を指さし、スマートフォンのカメラに向かって「(避難している時に)落ちたら溺れてしまう」と訴えた。同豪雨の際には増水で水路と道路の境が分からなくなったこともあり、同行した香川大の磯打千雅子特命准教授(地域防災)は「道路の中央を歩いて」と語りかけた。この日は2人を含めグループのメンバー約10人が危険箇所や被災当時の水位状況などを示しながら、真備町川辺地区を約1時間かけて歩いた。その様子は動画で配信され、事前告知を受けるなどした地域住民ら100人以上が視聴した。動画では、避難時に居場所を知らせる笛や水といった非常持ち出し袋に入れてほしい防災グッズも紹介。視聴者から「(グッズを)アップで見たい」などのコメントも寄せられ、その都度応じた。磯打特命准教授は「人との接触が難しい今、オンラインの活用は有効。小さな子どもを育てる保護者らにとっては、かえって参加しやすいというメリットもある」と話している。【5月31日 山陽新聞より】
▼川辺復興プロジェクト あるく
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