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防災関連の最新ニュースをご紹介
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【普及啓発】もし災害にあったら…口腔ケア 大さじ2杯の水で命守る
断水や避難生活で水が十分に使えない状況では、健康の悪化も懸念される。そんななかで、後回しになりがちなのが、歯磨きなどの口腔ケアである。阪神・淡路大震災を経験後、数々の被災地で、被災者の口腔ケアにあたってきた「ときわ病院」の歯科口腔外科部長、足立了平医師は「歯を磨かないままだと、口に残った食べかすを餌に細菌が繁殖。洗わないままの口内には糞便と同じくらいの細菌がいるとも言われ、菌の塊が誤嚥により少しずつ気管から肺に入ると、肺炎になることがある」と話す。災害後は特に、タンパク質の不足からくる低栄養や、運動不足も加わって免疫力が低下。肺炎になるリスクが高まるという。足立医師がまず勧めるのは、コップに大さじ2杯程度の水に歯ブラシを浸してから歯を磨いたら、ブラシの汚れをティッシュで拭い、また磨くを繰り返して、最後にコップの水を数度に分けて口に含むという節水型の歯磨き法である。また、口内の乾燥は細菌の繁殖を招く。特に災害発生後は脱水に加えて、ストレスが高まり唾液の分泌量が減ってしまうことがある。細菌の繁殖を抑えるためには、唾液の分泌を促すマッサージ、こまめな水分補給やうがいも心がけるといいという。「口のケアを怠ると、歯周病が悪化することも。歯周病は糖尿病の血糖コントロールを悪化させることでも知られる。いつも通りに薬を入手できるかも分からない災害時、口内ケアを行い、清潔に保つことを心にとどめてもらえれば」と、足立医師は話している。【10月21日 産経新聞より】
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【地域防災】防災演劇に総理大臣賞 若松消防団の女性でつくる劇団 受賞励み、稽古に熱/福岡
福岡県北九州市の若松消防団の女性消防団員でつくる劇団「カッパ・ファイヤーズ」が9月、長年の防災活動が認められ、防災功労者の内閣総理大臣表彰を受けた。劇団は1992年に女性消防団員14人により旗揚げした。若松は「カッパの街」として知られ、劇団名もそれにちなんだ。地域での防災活動の傍ら毎年3~5回、区内外のイベントなどで劇を披露し、消防団の全国大会でも上演した。1回の公演は約20~30分。劇では「たこ足配線には気をつけて」「火災警報器は10年を目安に取り換えましょう」など、消防署員の監修を受けて火災予防や人命救助などのポイントを盛り込む一方、笑いも大事な要素である。現在は24~64歳の17人で構成。舞台セットや小道具などは全て手作りで、練習では動画を撮影してチェックも行う。最古参の井上景子さんは「今まで以上に頑張っていきたい。一人でも多くの人に見てもらい、防災意識が高まる演劇をしていきたい」と意気込んでいる。【10月19日 西日本新聞より】
▼内閣府防災情報 令和元年防災功労者内閣総理大臣表彰の受賞者決定について
http://www.bousai.go.jp/pdf/kourousho.pdf -
【普及啓発】「内水氾濫」と「バックウォーター」で広域に浸水 川崎/神奈川
神奈川県川崎市の広い範囲で台風19号による浸水被害が相次いだのには、別々の場所で「内水氾濫」と「バックウォーター」という浸水被害で特徴的な2つの現象が起きていたことが分かった。「内水氾濫」は都市部で激しい雨が降った際に、下水道から川への排水が間に合わなかったり逆流したりして市街地で水があふれる現象で、都市部での特徴的な浸水被害である。川崎市によると、タワーマンションなどへの浸水被害が相次いだ中原区では、排水管から多摩川の水が逆流する「内水氾濫」が起きた可能性が高いとしている。一方、「バックウォーター」は本流の水位が高くなって支流の水が流れにくくなる現象で、川の氾濫や堤防の決壊の原因となる現象の一つである。マンションが浸水した高津区では、「バックウォーター」が起きたことで多摩川の支流の平瀬川があふれ、住宅地に流れ込んだ可能性が高いとしている。市は、この2つの現象が市内の別々の場所で発生したことで広い範囲で浸水被害が相次いだものとみて、さらにくわしく調べている。【10月18日 NHKニュースより】
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【普及啓発】旭市の小学校で防災教室 津波被災者「生きること第一に考えて」/千葉
千葉県旭市立飯岡小学校で17日、東日本大震災の記録や記憶を語り継ぐ防災教室が開かれ、全校児童が参加した。同校の学区は震災で県内最大の津波被害を受け、校舎は避難所として使われた。防災教室は8年半前の震災当時、生まれる前か乳幼児だった児童らに地震津波被害のことを学んでもらおうと、県の土木系技師職員OBらでつくる「NPO防災千葉」の出前授業として行われた。海岸近くの自宅で津波被害に遭った同市下永井の宮本英一さんは、津波にのまれ九死に一生を得た体験を語り、「一番反省している点は、大津波警報が出ても、自分だけは大丈夫だと思って避難しなかったことだ」と早めの避難の大切さを訴えた。また、こうした体験から「これから大人になっていく途中で、思わぬことが起きる場合もある。どんなことがあっても、生きる、生きてみるということを第一に考えてほしい」と児童らに呼びかけた。【10月17日 産経新聞より】
▼NPO防災千葉
http://www.bosai-tiba.jp/ -
【普及啓発】堤防決壊100カ所超 週末は悪天候、新たな災害の恐れ
記録的な大雨をもたらした台風19号で、河川の堤防決壊が福島県などで新たに確認され、100カ所を超えたことが17日、国土交通省のまとめで明らかになった。国交省によると、福島県の阿武隈川水系で、浸水で現場に立ち寄れなかった地域の調査が進み、堤防決壊は7県で計64河川111カ所となった。また、気象庁によると、関東では17日午後から、18~19日は東日本と東北の広い範囲で雨となる見込み。台風19号の影響で地盤が緩んでいるため、新たな災害が発生する恐れがある。【10月17日 朝日新聞より】
▼国土交通省 令和元年台風第19号による被害状況等について
http://www.mlit.go.jp/saigai/saigai_191012.html -
【普及啓発】阿武隈川『氾濫』…全流域に大量雨 8.5水害はるかに上回る/福島
1986(昭和61)年の「8.5水害」時から阿武隈川水系の河川整備や洪水の研究に取り組む日大工学部の長林久夫名誉教授は15日、福島民友新聞社の取材に応じ、阿武隈川の氾濫が流域に大きな被害をもたらした台風19号について「8.5水害時よりもはるかに多い量の雨が、長時間にわたり(阿武隈川の)上流から下流まで満遍なく降ったことが影響した」と指摘した。長林氏によると、阿武隈川には上流から下流にかけ、須賀川―郡山市間と二本松―福島市間、福島県と宮城県の県境で川幅が狭くなっている「狭窄部」があり、従来、これが治水上の課題となっているという。今回は、巨大台風が上流から下流まで、流域全体に大量の雨を降らせた。このため、下流から水が抜けずに、特に狭窄部の上流に当たる地域で氾濫を招き、13日になっても水が抜けない地域があったとみられる。広域で氾濫危険水位が長時間続いたのも、今回の被害の特徴だという。一方、堤防が水に漬かる「湛水時間」が長ければ、堤防は崩れやすくなり、決壊が起きやすくなるが、長林氏は「これだけの時間湛水していたら、どこが崩れてもおかしくないが、決壊はまれで、少ない」と指摘。「8.5水害」を受けた阿武隈川の「平成の大改修」で堤防の質的な改良が行われたことを踏まえ「平成の大改修の効果がかなり出ている」との見解を示した。ただ「堤防をいくら整備しても、巨大台風などの被害を完全に防ぐことができる保証はない」として「行政も民間も一体となった取り組みをしていかなければ防災力は高まっていかない」と提起した。【10月17日 福島民友新聞より】
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【普及啓発】台風被災地の粉じんやストレス アレルギー症悪化に注意
台風19号による浸水被害を受けた被災地では、ぜんそくやアトピー性皮膚炎、食物アレルギーがある子どもたちが、粉じんを吸い込んだり、避難所での生活でストレスがかかったりすることで症状が悪化することがあり、日本小児アレルギー学会はパンフレットで注意を呼びかけるとともに、相談をメールで受け付けている。パンフレットでは、▽ぜんそくの子どもは、ダニ、動物、煙、粉じんなどを吸い込まないためにマスクやきれいなタオルで口を覆うこと▽アトピー性皮膚炎の場合、シャワーを浴びることができなくても、ぬるめのお湯でぬらしたタオルで体を拭くこと▽食物アレルギーの場合、炊き出しや避難所での食事でアレルギー物質をとらないよう行政の担当者などにアレルギーがあることを伝えるとともに、食べ物の中身を確認すること、など注意すべきことが具体的に書かれている。【10月16日 NHKニュースより】
▼日本小児アレルギー学会 災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット(改訂版)・ポスター
https://www.jspaci.jp/gcontents/pamphlet/ -
【普及啓発】災害便乗の悪質商法に注意=高額修理持ち掛け-消費者庁
先月から相次いだ台風被害を受け、消費者庁が災害に便乗した悪質商法に対し注意喚起を強めている。消費者庁によると、台風に関連する消費者からの相談件数は日を追うごとに増加。「火災保険で住宅を修理できると業者から電話がかかってきたが、断った方がいいか」「屋根瓦の補修工事を父が契約したが、クーリングオフしたい」といった相談が相次いでいるという。同庁は「大規模災害が発生すると、点検商法、便乗商法など、災害に関連したトラブルが発生する傾向にある」とホームページに掲載。不審な勧誘を受けた場合は、消費者ホットライン「188」に電話するよう呼び掛けている。【10月16日 時事通信より】
▼消費者庁 災害関連情報
https://www.caa.go.jp/disaster/ -
【普及啓発】上道中が防災・減災カード作成 生徒、保護者向けに/岡山
岡山市立上道中学校は生徒と保護者向けに「防災・減災カード」を作った。カードは縦11センチ、横9センチの防水紙製で、二つ折りにすると名刺サイズになる。生徒向けは保護者の勤務先の電話番号、近くの祖父母宅など一時避難先の電話番号、家族の集合場所などの記入欄を設けている。裏面は大雨注意報や避難指示といった防災・気象情報の用語説明がある。保護者の携帯電話に連絡してもつながらない場合などを想定。複数の連絡先を記しておくことで速やかな避難につなげる。保護者向けのカードも学校の連絡先などを記し、子どもに連絡を取りたい場合に活用してもらう。学校とPTAが考案し、生徒会を交えて7月に作成した。同中学校区周辺では昨夏の西日本豪雨で浸水被害が発生しており、防災意識の向上につなげたい考えである。【10月16日 山陽新聞より】
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【災害想定】千曲川堤防 一部損壊を複数確認 専門家「決壊拡大の可能性も」
台風19号の記録的な大雨で千曲川の堤防が決壊した長野市穂保の現場を、河川防災が専門で千曲川にも詳しい信州大学工学部の吉谷純一教授が調査した結果、決壊した場所の近くでも堤防が一部壊れている場所が複数、確認された。吉谷教授は、決壊の原因について、堤防を越えてあふれ出した川の水が、堤防の住宅地側の土を削り取っていき、堤防が徐々に崩れていったと見られると分析した。また、決壊した場所の上流、数百メートルの範囲では、堤防の住宅地側の土が大きく削られている場所が複数、確認できたということで、吉谷教授は「この近くでは、どこが決壊してもおかしくなかったし、決壊の幅がさらに広がっていた可能性もあった」と話した。今回の台風が近づいた12日には、長野県内では、北相木村や佐久市などで、1日としては、観測史上最も多い雨の量を記録している。吉谷教授は「これまで、千曲川では堤防を整備してきたことで災害を防いできたが、それだけでは防ぎきれなくなっているという認識が大切だ。いざというときにどう対応するか日頃から考えておくことがますます重要になっている」と話した。【10月15日 NHKニュースより】
▼長野県河川砂防情報ステーション
http://www.sabo-nagano.jp/res/portal.html -
【普及啓発】台風19号 本体東側に巨大「水蒸気帯」 発達台風が熱帯から引き込む
台風19号は海面水温の高い海域で急発達する「急速強化」を経て、東南海上に暖かく湿った空気を引き込む巨大な水蒸気の流れ(水蒸気帯)を発生させていた。こうした水蒸気帯は台風と同時に生じることがあるが、気象庁アジア太平洋気象防災センターの永戸久喜所長は「今回は特に勢力が強く、かなり大規模な水蒸気量が川のように流れ込み、山地へぶつかったのではないか」と分析する。今後、温暖化で強力な台風が増える恐れもある。国連の報告書では、地球温暖化が今のペースで続くと世界の平均気温が約20年後に18~19世紀の産業革命前より1.5度上昇する恐れがあるとされる。国立環境研究所地球環境研究センターの江守正多・副センター長は「一般に海水温が1度上がれば、その分だけ台風の勢力は強くなる。温暖化により今回と同じか、それ以上の勢力の台風の襲来率が上昇するのは明らかだ」と警鐘を鳴らしている。【10月15日 産経新聞より】
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【普及啓発】浸水住宅は感染症に注意 マスクや長袖 手袋の用意を
厚生労働省は、浸水から数日たつとかびが発生していることもあるため、清掃の際には、ドアや窓を開けてしっかりと換気することや、ほこりを吸い込まないようゴーグルやマスクを身に着け、清掃が終わったあとにはしっかり手を洗うよう呼びかけている。また、清掃中は、けがをして傷口から感染するのを防ぐため、厚手の手袋や厚底の靴、それに長袖の服を身に着けることや、室内に流れ込んだ泥を取り除いたうえで消毒するよう呼びかけている。復旧作業の本格化に備え、被災地の自治体が取り組みを始めていて、このうちおよそ160棟が浸水した東京 世田谷区は可能な範囲での消毒作業を無料で行うとしていて、世田谷保健所で相談を受け付ける。また、広い範囲で住宅が浸水した栃木県佐野市は、消毒のための薬剤がすでに不足している状況だとして、薬剤を提供できる企業などに支援を呼びかけている。【10月14日 NHKニュースより】
▼厚生労働省 被災した家屋での感染症対策
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00341.html -
【災害想定】秋の台風 短時間に同じ場所での豪雨に警戒必要
台風19号では、広い範囲で降る雨だけでなく、秋の台風の特徴である、短時間に同じ場所で猛烈な雨が降り続く豪雨にも警戒が必要である。秋に発生した台風が日本付近に接近すると、台風がもたらす南の湿った空気が、北にある秋雨前線や冷たい空気とぶつかることで局地的な豪雨をもたらすことがある。平成25年10月には、台風の接近に伴って伊豆大島付近で帯状に雨雲が連なる「線状降水帯」が発生し、1時間に100ミリ前後の猛烈な雨が降り続いた。わずか6時間で500ミリを超える記録的な大雨となり、伊豆大島では大規模な土砂災害が発生した。気象庁は、今回の台風では、太平洋側だけでなく北陸など日本海側でも雨雲が発達して大雨となるおそれがあるとしている。台風が接近する前の今のうちに、ハザードマップを使って土砂災害や洪水などの危険性を把握し、安全な避難経路や避難先を確認したうえで早めの行動をとるよう心がけることが必要である。【10月10日 NHKニュースより】
▼気象庁 台風第19号の今後の見通しについて(10月10日)
https://www.jma.go.jp/jma/press/1910/10c/201910101400.html -
【普及啓発】観光客の安全守れ 大涌谷で避難訓練 火山ガス発生想定/神奈川
箱根山の噴火警戒レベル引き下げに伴う大涌谷園地の再開に向け、神奈川県箱根町などは9日、高濃度の火山ガス発生を想定した観光客の避難誘導訓練を実施し、箱根ロープウェイの職員ら約50人が参加した。訓練は、二酸化硫黄が屋内退避の基準を超える濃度(5ppm)に上昇したとの想定で実施。屋外にいた観光客役の参加者は、濃度上昇を告げるアナウンスや事業者らの誘導に従いロープウェイの大涌谷駅舎内へ避難した。また、体調不良者への対応やロープウェイでの輸送準備、桃源台方面への乗車案内といった一連の対応を確認。AEDの使い方や心肺蘇生法の説明も行われた。【10月10日 神奈川新聞より】
▼箱根町 大涌谷への観光について(重要なお知らせ)
http://www.town.hakone.kanagawa.jp/index.cfm/10,6303,46,166,html -
【災害想定】台風19号見通し 気象庁会見「広い範囲で大きな影響のおそれ」
台風19号の今後の見通しなどについて、気象庁の黒良龍太主任予報官が9日午後2時から記者会見を開き「台風は非常に強い勢力を保ったまま12日から13日にかけて、西日本から東日本に接近、または上陸するおそれがある。台風は大型のため、広い範囲で大きな影響を受けるおそれがある」と述べた。また「台風が接近する地域では、台風15号や去年の台風21号と同じ程度の暴風となるおそれがある」と述べ、千葉県などで停電や住宅の被害が相次いだ先月の台風15号や、近畿を中心に大きな被害が出た去年の台風21号と同じような被害が出るおそれがあるという見解を示した。また「地域によっては高波や大雨、高潮のおそれもある。11日までに暴風などに備えてほしい。早めの対策をお願いしたい」と述べ、停電に備えた備蓄の確認のほか、不要不急の外出を避けるため、予定の見直しなどを呼びかけた。【10月9日 NHKニュースより】
▼気象庁 台風情報
https://www.jma.go.jp/jp/typh/ -
【普及啓発】台風19号、接近前にできる備えは 家屋補修や停電対策
大型で猛烈な台風19号が12日から13日にかけて、暴風域を伴って九州や四国、本州に接近する恐れがある。家屋被害を防ぐために重要なのは、台風前の点検である。屋根瓦のひび割れやずれ、トタンのめくれ、雨戸のがたつきや緩みがないか確認し、危険な箇所があれば修繕しておく。屋外にある物干しざおや植木鉢、自転車といった吹き飛ばされそうなものは室内に移すか、ロープやネットで固定しておく。屋内では雨戸、カーテンを閉め、窓ガラスの内側から段ボールや飛散防止フィルムを貼るのも効果的である。割れた窓ガラスを踏まないよう、手元に靴を用意しておく。情報の収集や共有に使う携帯電話やパソコンなどは事前に充電しておく。明かりを確保するため、懐中電灯やランタン、乾電池も準備しておく。公益財団法人「市民防災研究所」の坂口隆夫理事は「台風15号のように強い風が吹き始めると、飛来物を避けながら避難することは難しい。台風は事前に勢力やコースを予想できるので、早めに避難所にいく心構えが大切だ」と話す。【10月8日 朝日新聞より】
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【災害想定】台風19号は「急速強化」 スーパー台風に匹敵で警戒必要
気象庁によると、台風19号の中心気圧は6日の午後6時には992ヘクトパスカルだったが、7日午後6時には915ヘクトパスカルと、24時間で77ヘクトパスカルも低下した。中心気圧が24時間で40ヘクトパスカル前後下がる現象は「急速強化」と呼ばれ、強力な台風に特有の現象とされている。台風のメカニズムに詳しい名古屋大学の坪木和久教授によると、24時間に70ヘクトパスカル以上下がるケースは非常にまれだということである。急激な発達の要因について、坪木教授は台風がこれまで進んだ海域の水温が30度前後と高いことを挙げている。そのうえで坪木教授は「日本近海も平年より海水温が高いため、勢力があまり弱まらず近づくおそれもあり警戒が必要だ。台風が近づくと予想される地域では、いざという時にどこに避難するのか、具体的な方法を考えておくことが重要だ」と指摘している。【10月8日 NHKニュースより】
▼気象庁 台風情報
https://www.jma.go.jp/jp/typh/ -
【普及啓発】南海トラフなど想定し児童ら避難生活体験/和歌山
大規模災害発生後の避難生活を想定した体験訓練が、和歌山県有田市宮原町の市立宮原小学校で行われ、宮原小の児童と近くの市立文成中学校の生徒ら約300人が参加した。宮原地域交流協議会が、災害時に地域住民が支え合う意識を育む目的で企画。自衛隊和歌山地方協力本部やアウトドア用品会社「モンベル」、JAありだ女性会が協力し、参加者らにテントなどで避難生活を送る際の心得などを伝授した。自衛隊員らは、土砂をスコップで袋に詰め、土嚢を積み上げて浸水を防ぐ方法や、竹材に毛布をかぶせた応急担架で負傷者を搬送する方法を説明。モンベルの社員らは、設営が簡単な小型テントや、川の水を濾過し、飲料水として使えるアウトドア用品などを紹介した。JAありだ女性会の会員らは、新聞紙を活用したスリッパと簡易トイレの作り方教室を開いた。【10月8日 産経新聞より】
▼宮原地域交流協議会
https://www.facebook.com/宮原地域交流協議会-1594628480678992/ -
【普及啓発】停電想定し難病の男性の避難訓練 八千代/千葉
先月の台風15号で大規模な停電が起きた千葉県では各地で大きな被害が出たが、このうち八千代市では全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病 ALS=筋萎縮性側索硬化症を患う医師の太田守武さんの自宅も一時停電にみまわれた。太田さんは停電で人工呼吸器の装置が予備電源に切り替わるなどの怖さを経験したことから、6日、自宅のある5階の部屋からエレベーターを使わずに避難する訓練を、訪問看護師や介護士などと一緒に行った。タオルケットや物干しざおで作った簡易式の担架などに太田さんを乗せ、3キロほどの重さの人工呼吸器やたんの吸気などの装備も持ちながら、5人がかりで階段を下りる方法を確認した。しかし途中で何度も太田さんの体が担架から落ちそうになって太田さんが「怖い」と意思表示する場面もあり、隣の小学校に避難するのには1時間以上かかった。訓練の出席者は「安全で迅速に避難するにはどんな方法が望ましいのか課題が残った」と話した。訓練のあと太田さんは目の動きなどを通じて「日頃から接する介護士の方と、このような訓練を繰り返し行うことが重要だと感じました」と訴えていた。【10月6日 NHKニュースより】
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【普及啓発】乳児用の液体ミルク好評…災害時にも活用
国内で乳児用の液体ミルクの販売が3月に始まり、半年が過ぎた。粉ミルクを湯で溶かす必要がなく、負担が軽減できると好評で、コンビニや高速道路のサービスエリアなどでも販売されている。9月の台風15号で停電などの被害があった千葉県の鴨川市や君津市などには、メーカーやほかの自治体から救援物資として届けられた。受け取った母親から「子どもがよく飲んでくれて、助かった」との声が寄せられたという。大阪府東大阪市は今年度中に240ml缶1680本を備蓄する。賞味期限が半年~1年と短いため、期限が近づいたものは、乳児が訪れる保健センターなどで活用する予定。昨年7月、西日本豪雨で被災した広島県尾道市も72本購入した。「特に災害発生直後のニーズは高い。粉ミルクから液体ミルクへの全面的な切り替えも検討中」と同市の担当者は話す。日本栄養士会によると、災害時はストレスなどで母乳が出にくくなることもある。哺乳瓶が洗えない場合に備え、液体ミルクと共に使い捨ての紙コップも備えておくと良い。同会の「災害時に乳幼児を守るための栄養ハンドブック」では、「よく振ってから飲ませる」「飲み残しは与えない」などの注意点を紹介している。【10月5日 読売新聞より】
▼日本栄養士会 災害時に乳幼児を守るための栄養ハンドブック
https://www.dietitian.or.jp/news/upload/images/38b6b832444fbf45e58316b947b4b30d9a448c29.pdf