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防災関連の最新ニュースをご紹介
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【災害想定】<蔵王山>噴火警戒レベル2に引き上げ 火山活動が活発化/宮城・山形
宮城県と山形県にまたがる蔵王山で火山性微動が続いていることを受け、気象庁は30日、噴火警戒レベルを1から、2(火口周辺規制)に引き上げた。噴火警報も発表し、小規模な噴火の可能性があるとして、想定火口域の馬の背カルデラからおおむね1.2キロの範囲で、飛散する噴石に警戒するよう呼び掛けた。山形県山形市は、火口周辺の地域に避難勧告を発令し、登山客らがいないか確認するとともに、周辺のスキー場にも今後の情報に注意するよう警戒を呼び掛けた。宮城県蔵王町も対応を検討している。【1月30日 河北新報より】
▼気象庁 蔵王山の噴火警戒レベルを2へ引上げ
http://www.jma.go.jp/jma/press/1801/30a/zaozan180130.html -
【地域防災】避難所で食物アレルギー周知へ 久慈、親の会が目印作製/岩手
岩手県久慈市の食物アレルギー児親の会「アレルギーケア.くじ」が、避難所生活が長引く災害時に乳幼児や児童の食物アレルギーを知らせるサインゼッケンを作った。ゼッケンはA4紙とほぼ同じサイズで、0歳児からおおむね小学2年生が配布対象。黄色で厚手の生地を使用した。津波や台風といった災害時、食物アレルギーを持つ子どもは避難所の受け付け名簿にその品目を記入してもらい、後に避難所に赴いた保健師や栄養士が確認してゼッケンを配る。同市の消防防災課、保健推進課と運用方法などについて昨年11月から協議を重ね、平常時は同課に保管する。【1月26日 岩手日報より】
▼いわて久慈広域アレルギー児の親の会
https://allecare.jimdo.com/ -
【災害想定】佐渡で断水拡大 自衛隊に災害派遣要請/新潟
新潟県佐渡市で厳しい冷え込みの影響で住宅の水道管の破損が相次ぎ、広い範囲で断水している問題で、佐渡市は給水車を出すなどして対応に当たっている。新潟県は断水の範囲が広がっているとして、29日午前9時15分、給水に関して陸上自衛隊に災害派遣を要請した。新潟県内では、新潟市などでも水道管が破損して水が漏れ出しているといった情報が相次ぎ、新潟県などが情報の収集にあたっている。【1月29日 NHKニュースより】
▼佐渡市 水道管の破裂により各地区で断水となっています
https://www.city.sado.niigata.jp/info/data/2018/0128.shtml -
【災害想定】草津白根山 活発な火山活動続く 警戒レベル「3」継続
23日に噴火した群馬県の草津白根山では、25日夕方に火山性微動が観測されるなど、活発な火山活動が続いている。気象庁は、今後も噴火が発生する可能性があるとして、入山規制を示す噴火警戒レベル3を継続し、鏡池付近の火口からおおむね2キロの範囲では大きな噴石に警戒を続けるよう呼びかけている。気象庁は、草津白根山の本白根山の鏡池付近の観測態勢を整えるため、25日、地震計など臨時の観測機器を新たに設置した。また、24日は、鏡池から東におよそ5キロのところにある群馬県草津町の役場に臨時の監視カメラを設置していて、気象庁は、このカメラの映像について、25日午後4時からホームページで公開を始めた。【1月25日 NHKニュースより】
▼気象庁 草津白根山における監視強化について
http://www.jma.go.jp/jma/press/1801/25b/kusatu-shiranesan180125.html -
【災害想定】数年に一度の非常に強い寒気 大雪・猛吹雪に厳重警戒を
気象庁によると日本の上空には氷点下42度以下と数年に1度の非常に強い寒気が広く流れ込み、局地的には氷点下45度程度に達している。この寒気の流れ込みに加え、冬型の気圧配置が強まっている影響で、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に雪や風が強まり、ところによって猛吹雪になっている。強い冬型の気圧配置は27日にかけて続く見込みで、気象庁と国土交通省は、日本海側を中心に大雪や猛吹雪による車の立往生などの交通への影響や暴風、高波などに厳重に警戒し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。【1月24日 NHKニュースより】
▼国土交通省 大雪に対する国土交通省緊急発表
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo06_hh_000078.html -
【災害想定】草津白根山が噴火 警戒レベル3に 気象庁/群馬
気象庁によると、23日午前10時ごろ、群馬県の北西部にある草津白根山で地盤の変動を伴う振幅の大きな火山性微動が観測され、草津白根山の本白根山の鏡池付近の火口から1キロ以上離れた場所まで噴石が飛んだことが確認された。気象庁は「噴火警戒レベル」を「入山規制」を示すレベル3に引き上げ、草津白根山の鏡池付近の火口からおよそ2キロの範囲では大きな噴石などに警戒するよう呼びかけている。火山噴火予知連絡会の前の会長で東京大学の藤井敏嗣名誉教授は「映像を見ると、噴石が飛んでいる様子が確認できるため、爆発的な噴火が発生したのは間違い無い。草津白根山の本白根山では、最近は目立った活動はなかったが、およそ3000年前には活発な噴火活動があり、溶岩が流出したことがある。現時点では、詳しい状況が分からないが、今後も、噴火が発生する可能性があるため警戒が必要だ。気象庁や自治体の情報にしたがって、山には近づかないでほしい」と話していた。【1月23日 NHKニュースより】
▼気象庁 草津白根山の噴火警戒レベルを3へ引上げ
http://www.jma.go.jp/jma/press/1801/23a/kusatu-shiranesan180123.html -
【災害想定】東京23区でも積雪か 関東甲信中心に大雪のおそれ
気象庁によると、前線を伴った低気圧が本州の南岸付近を発達しながら東寄りに進むため、西日本では山地や山沿いを中心に雪が降り始めているほか、東日本と東北では22日昼過ぎから雪が降る見込みとなっている。特に関東甲信では広い範囲で大雪となり、東京23区など南部の平野部でもまとまった雪が降って積もるおそれがあるほか、低気圧が通過する夕方から夜にかけて雪が強まる見込みである。気象庁は夕方以降の帰宅時間帯に雪が強まることから、大雪や路面の凍結により交通機関に大きな影響が出るおそれがあるとして警戒するとともに、早めの帰宅を心がけるよう呼びかけている。また、国土交通省は、大雪や積雪が予想される地域では不要不急の外出を控えるとともに、やむをえず車を運転する場合は冬用のタイヤやチェーンを装着するよう呼びかけている。強い冬型の気圧配置は今週土曜日ごろにかけて続き、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に雪が降り続いて大雪となるおそれがあるため、気象庁は23日以降、大雪や吹雪による交通への影響や暴風、高波などに警戒するよう呼びかけている。【1月22日 NHKニュースより】
▼国土交通省 大雪に対する国土交通省緊急発表
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo06_hh_000077.html -
【地域防災】境内を地域避難所に 京都、学区住民と寺院が協定
京都市上京区の成逸住民福祉協議会は17日、学区内にある興聖寺と、同寺を地域避難所とする協定に調印した。住民主導で地域の寺院と結んだ協定で、災害時に同寺の一部の建物を避難所として活用する。成逸学区は、町内会を中心に防災冊子や避難所マニュアルを作るなど地域防災の取り組みを熱心に進めている。同協議会では、指定避難所の北総合支援学校の収容人数が約300人であるため、機能を補完するため寺に協力を依頼した。興聖寺は災害時に境内の建物2棟を開放し、約50人が使用できるようにする。上京区によると、行政が入らずに、住民主体で寺社と協定を結ぶ事例は珍しいという。【1月18日 京都新聞より】
▼成逸住民福祉協議会
http://seiitujukyo.org/ -
【災害想定】新燃岳で火山性地震が増加 噴火に伴う噴石に警戒を/鹿児島・宮崎
鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳で火山性地震が増加しているほか、地下の熱水などの動きを示す火山性微動も観測され、火山活動がやや高まっている。新燃岳では昨年10月17日以降、噴火は観測されていないが、気象庁は火山活動がやや高まっているとして、噴火警戒レベル3の火口周辺警報を継続し、火口からおおむね2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけている。【1月16日 NHKニュースより】
▼気象庁 霧島山(新燃岳) 火山の状況に関する解説情報 第5号
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/info_05_20180116105003.html -
【地域防災】災害備え まち歩き交流会/岡山
日本赤十字社岡山県支部で13日、「OKAYAMA 災害・防災ボランティア交流会」が初めて開かれた。県内市町村の社会福祉協議会の災害ボランティアや、県災害救援専門ボランティアなどに登録している約30人が参加。開会式のあと、「危険箇所の発見ツアー」と「住民にインタビューツアー」に分かれて行動した。発見ツアーでは、岡山市北区丸の内や出石町などを巡回し、岡山城の石垣や昭和初期の民家の地震発生で想定される倒壊被害などについて話し合いながら、危険かどうかチェックした。インタビューツアーでは、岡山後楽園や表町商店街に出向き、観光客や商店主らに、家庭での防災対策や災害時の避難場所などについて質問。「備蓄品はあるけど、避難時に持ち出す非常用袋はない」「行政は信用できないから、避難所へは行かない」といった回答もあり、防災啓発の必要性が浮き彫りになった。まち歩きを終えると、同支部に戻って参加者同士で気付いた危険箇所や取材内容を話し合い、模造紙に書き出すなどして、他のボランティアに説明した。企画した同支部事業推進課の土居正明係長は「今後も、こうした交流会を開き、もっと多くの分野のボランティアにも参加してもらい、ネットワーク化を図ることで、いざという時に備えていきたい」と話していた。【1月14日 読売新聞より】
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【普及啓発】日本の災害、ベトナム語で放送 神戸・長田のFM局/兵庫
阪神・淡路大震災を機に開局し、2016年からインターネット放送に移行した多文化・多言語コミュニティー放送局「FMわぃわぃ」が今月から、地震をはじめとした「日本の災害」についてベトナム語放送を始めている。FMわぃわぃが2017年10月から開始した、ベトナム語放送の一環。長田区の在住者が特に多いベトナム出身者を対象に、身近な生活情報を発信し続けている。1月放送分ではまず、阪神・淡路大震災の発生日時から死者数、被害が及んだ地域などを詳しく紹介。在日コリアンやベトナム人らを含めた助け合いの輪が、有志の努力で広がっていったことに触れ、「何かが起こったときに困っている人を助ける精神を持てば、『誰もが住みやすい安心なまち』が実現するはず」と呼び掛けている。2月には、非常食の備えや「避難勧告と避難指示の違い」などを解説する予定だとしている。【1月12日 神戸新聞より】
▼神戸長田の多文化・多言語コミュニティ放送局 FMわぃわぃ
http://tcc117.jp/fmyy/ -
【災害想定】ラニーニャ現象続き、冬型強まる
気象庁は11日、世界的な異常気象の原因となる「ラニーニャ現象」が継続しているとみられるとする、監視速報を発表した。今後、春にかけて継続する可能性が70%程度としている。ラニーニャ現象が発生すると、日本周辺で西高東低の冬型の気圧配置が強まる傾向があり、日本海側では雪が多くなる可能性がある。また、気温も下がりやすくなる。気象庁によると、発生の基準になる南米ペルー沖の監視水域の平均海面水温が低い状態が長期間続くとラニーニャ現象になるとされ、基準値を下回るのは8月から5カ月連続となっている。【1月11日 共同通信より】
▼気象庁 エルニーニョ監視速報No.304
http://www.jma.go.jp/jma/press/1801/11a/elnino201801.html -
【災害想定】北~西日本の日本海側中心 大雪のおそれ 警戒を
気象庁によると、北海道付近にある発達中の低気圧と強い冬型の気圧配置の影響で、北日本では雪を伴って非常に強い風が吹いており、10日昼ごろにかけて猛吹雪などに警戒が必要である。これから上空に強い寒気が流れ込むため、12日にかけて北日本から西日本の日本海側を中心に雪が降り続くほか、西日本の太平洋側でも所によって雪が降り、各地で大雪となるおそれがある。気象庁は、大雪や路面の凍結による交通への影響に警戒するとともに、積雪の多い地域では雪崩にも十分注意するよう呼びかけている。【1月10日 NHKニュースより】
▼気象庁 気象警報・注意報
http://www.jma.go.jp/jp/warn/ -
【普及啓発】視察者向けの缶詰防災メニュー完成 高知県黒潮町の宿泊施設
高知県幡多郡黒潮町入野の宿泊施設「ネスト・ウエストガーデン土佐」内のレストランが、防災への取り組みを学ぶため黒潮町を訪れた視察者向けに、缶詰を使った防災メニューを作った。黒潮町の第三セクター「黒潮町缶詰製作所」の防災缶詰3種類を使っている。新メニューは「カツオdeオリーブ」を用いたあえ物などで構成する和食と、「黒潮オイルのごろっとマグロ」を使ったパスタに「栗ぜんざい」のチーズケーキなどを添えた洋食。今後、視察の依頼が黒潮町に入った際に紹介してもらうほか、防災メニューを盛り込んだ視察者向け旅行プランもJTBと開発した。防災視察以外でも、予約すれば2人以上から提供が可能となっている。【1月5日 高知新聞より】
▼ネスト・ウエストガーデン土佐
http://www.nest-wgt.jp/ -
除雪機による事故を防止しましょう!
消費者庁には、冬季の除雪作業で歩行型除雪機(以下、「除雪機」という。)を使用中に起こった事故情報が寄せられており、除雪機の下敷きになり死亡したなどの事故が毎年発生している。また、作業中の本人だけではなく、ご家族などの近くにいた人が巻き込まれて被害に遭う事故も発生している。
今週は前線を伴った低気圧の影響で日本海側を中心に積雪が見込まれているので、除雪機による事故を防止するため、消防庁による事故事例と注意ポイントを確認すること。 -
九州北部豪雨の被災地におけるボランティア募集
九州北部豪雨の被災地では、一般家屋の泥だし、家財の搬出などを手伝ってくださるボランティアの方々を募集しています。被災された方の生活を一日も早く再建するためには、多くの皆さまのご協力が大変役に立ちます。
ボランティア活動に参加される方は、朝倉市の社会福祉協議会が設置した災害ボランティアセンターにお越しください。
災害ボランティアセンターで、皆様が安全に活動できる場所が紹介されます。
ボランティア活動に参加される方に、特に注意していただきたい点は、以下のとおりです。
・参加される前に、在住地又は出発地の社会福祉協議会で、ボランティア保険に加入してきてください。
・屋外で安全に活動しやすい服装、歩きやすい靴でお越しください。
・泥をかき出す大きなスコップなどお持ちの方は、持ってきてください。
・軍手、タオル、帽子は必ずお持ちください。
・活動中は熱中症にならないよう、水分補給にお気を付けください。
・活動中に困ったことが生じた場合は、必ず災害ボランティアセンターにお尋ねください。
詳細は、以下の社会福祉協議会のホームページをご覧ください。
◆朝倉市災害ボランティアセンター特設サイト http://asakuravc.jp
◆朝倉市災害ボランティアセンターFacebook https://www.facebook.com/asakuravc/
◆朝倉市社会福祉協議会 http://asakurashi-shakyou.jp/ -
【災害想定】北日本中心に大荒れの天気 猛吹雪のところも
強い冬型の気圧配置の影響で、北日本や日本海側では27日も風が強く、ところによって猛吹雪となっている。気象庁によると、オホーツク海に発達した低気圧があり冬型の気圧配置が強まっているため、北日本を中心に雪を伴って非常に強い風が吹く大荒れの天気となっている。低気圧がほとんど停滞し、強い冬型の気圧配置が続くため、北日本と北陸では28日にかけて雪を伴って非常に強い風が吹き、荒れた天気が続く見込みである。気象庁は猛吹雪や吹きだまり、大雪による交通への影響や高波に警戒するとともに、雪崩にも十分注意するよう呼びかけている。【12月27日 NHKニュースより】
▼気象庁 気象警報・注意報
http://www.jma.go.jp/jp/warn/ -
【普及啓発】妊産婦に優しい避難所運営訓練/徳島
徳島県阿南市で15日、災害時に地域の避難所で妊娠している女性や乳幼児をどのように受け入れるかを考える避難所の運営訓練が行われた。訓練は阿南市の指定避難場所で260人を収容できる富岡東高校羽ノ浦校の体育館を使用し、乳幼児を抱える保護者18組も参加した。避難所の設営は羽ノ浦校の生徒ら約100人が担当し、乳幼児を抱える親などのプライバシー保護を考えて、地域の人たちとは別の専用スペースを確保した。ダンボール製のベッドの周りを仕切り板で囲ったり、赤ちゃんが動き回れるようウレタンマットを敷いたりして30分ほどで完了させた。【12月15日 日テレNEWS24より】
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【技術・仕組】避難所給水新発想 消防ポンプで地下水くみ上げ「磐田鮫島方式」/静岡
災害時の水の確保策を研究する静岡県磐田市鮫島地区のNPO法人磐田鮫島方式震災水対策センターが、可搬式消防ポンプで地下水をくみ上げて避難所に補給するシステムを考案し、各地の自治会への普及に努めている。「磐田鮫島方式」と名付けた同システムは、衛生的に安全な地下水の流れる地中に揚水管を打ち込み、ポンプと連結させて水をくみ上げる。震災後、鮫島自治会の役員や県内外の土木業者らがシステム案を練った。NPO設立後の2013年に地元の公民館、市長野交流センターにシステムを初導入し、定期的に稼働訓練を行うとともに、他の自治会にも設置を呼び掛けている。同NPOは、災害時に停止した水道の復旧に半年から1年かかると想定。これまでの実験では毎分約500リットルの水をくみ上げられ、ホースをつなぎ約200メートル先の場所でも給水できた。建物の屋上にも給水可能という。今後は瞬間湯沸かし器を活用し、避難所での入浴や冷暖房設備への応用も視野に入れている。【12月10日 静岡新聞より】
▼磐田鮫島方式震災水対策センター 震災が起きても水が使えるように
http://iswac.eshizuoka.jp/ -
【地域防災】「あの日」の経験が力に いわき勿来で「減災マップ」作りワークショップ/福島
福島県いわき市の勿来地区社会福祉協議会、勿来地区ボランティア連絡会の主催で2日、ボランティア講座「my減災マップづくり」が福島県立磐城農業高校で開催され、市民30人が参加した。当日は、講師に「減災ラボ」の代表理事で、防災図上訓練指導員の鈴木光さんを迎え、自宅と近隣地域の地図を使った「my減災マップ」を作った。「my減災マップ」とは、同団体が開発した、クリアファイルに数枚の地図を挟み、ファイルの上から、自宅や避難所、川や道路を書き込んでいくことで、地域に住む住民一人一人が自分だけの地図をつくる試み。参加者は、東日本大震災の時はこの橋の土台が壊れて渡れなかった、この道路は渋滞してしまうので、こちらの道を通った方が良さそうだなどと、集まった参加者の経験と知見で、リアルに状況を想像することができたり、忘れていたことを思い出したりしながら、それぞれに自分だけの「my減災マップ」を完成させた。【12月8日 いわき経済新聞より】
▼減災アトリエ my減災マップ
https://www.gensai-atelier.com/my減災マップ/