まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

宮城恵里子(みやんじょう・えりこ)

宮城恵里子(みやんじょう・えりこ)

健和会臨床看護学研究所 副所長
日本て・あーて推進協会 事務局

日本て・あーて推進協会HP http://tearte.or.jp
出身地:鹿児島県
最近の防災・減災活動:宮城恵里子・川嶋みどり:東日本大震災後の中長期支援-経験豊かな看護職集団のボランティア活動から見えたこと,看護実践の科学,41(9),45-53,2016.

・防災に取り組み始めたきっかけは?

健和会臨床看護学研究所の川嶋みどり所長が、東日本大震災の甚大な被害から、中長期的なケアが重要になると自分の友人知人に声をかけ支援団体を立ち上げました。現役を退いたベテラン看護師たちが中心の団体であり、私は(現役ですが)その事務局として活動することになりました。


・ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

2011年9月から2014年3月まで、多賀城市内の仮設住宅で「なでしこ茶論」を開催しました。当初は、会場の準備から後片付けまで、私たちの役割でしたが、回を重ねるうちに、住民の方々が会場の準備をして私たちを迎え、「電車の時間でしょ」と見送って下さるようになりました。知らないもの同士が移り住んだ仮設住宅と聞きましたが、なでしこ茶論の場で知り合った住民が、お互いに助け合っている様子も見られるようになりました。


・防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

①私たちの団体は、大半が関東圏内に居住しています。6年間、通いの活動です。周辺の方々へ引き継ごうと思っていますが、なかなか新しく加わる人がいないため、今後の不安があります。
②復興住宅のコミュニティ形成に取り組んでいますが、高齢化もあり、現地でのキーパーソンとなる人々を支援することに困難を感じています。現地に住んでいないこと、つまり通い支援の限界だと思います。


・ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。

最も大きいのは行政と繋がれたことです。東松島市社会福祉協議会から「こころと体のケア事業」を、その後東松島市から「被災者支援事業」を委託されています。この3年間の私たちの活動は、仮設住宅から復興住宅へと継続し、住民の方々とも顔見知りの方々が増えました。点ではなく、線・面の支援になっているように感じます。


・TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

様々な活動を紹介されており、参考になります。恐縮ですが、情報をみる機会がなかなかありません。困っていることが解決できるかもしれませんから、できることなら、同じような活動をしている人々を繋ぐような、情報発信をしていただければ幸いです。

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