まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

山田英一(やまだ・ひでかず)

山田英一(やまだ・ひでかず)

愛知県知多郡美浜町 総務部防災課 防災専門官

生年月日:1956年11月10日
出身地:愛知県
最近の防災・減災活動:
令和元年度業務* 南海トラフ地震臨時情報発表等に関する住民説明会
定常業務* 町地域防災計画、防災会議、町・学区合同防災訓練、防災リーダー養成講座、職員防災研修、出前講座、自主防災組織連絡協議会、町業務継続計画、企業等との協定締結等に関すること。

防災を取り組み始めたきっかけは?

平成23年海上自衛隊を定年退職し、出身地の愛知県美浜町での再就職先を探していたところ、その年に東日本大震災が発生したこともあり、美浜町の防災専門官として再就職することになりました。
退職時、防災士の資格を取得し、美浜町役場に入庁以来8年間町内の防災体制の構築や住民向けの防災出前講座などを行っています。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

各地区防災体制の充実強化を目指して、平成28年から自主防災組織連絡協議会設置要綱を定めました。それまで町としてあまり関与していなかった各地区防災活動に対して、各地区の自主防災会会長に集まっていただき、各地区の防災活動について情報共有してもらうとともに最新の防災情報を提供するなど、積極的に関与するようにしています。
このことにより、各地区が独自に実施している防災訓練の充実が図られ、参加者が増加していることや避難行動要支援者の登録者数が増加していることを踏まえると、うまくいっている活動ではないかと思います。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

災害による被害軽減には、一人一人の災害に対する事前の備えが一番大切だと思います。
例えば、美浜町では、南海トラフ地震による被害予測では、地震の揺れによる家屋倒壊や家具転倒による人の死傷が最も大きいことが分かっています。しかしながら、それに対する家屋の耐震補強や家具の固定などの被害予防はあまり進んでいないのが現状です。この理由は、耐震補強や家具の固定の必要性が分かっていても、費用がかかる、面倒などといった理由などから、いつくるかわからない地震の備えが後回しになっていることが大きな理由の一つだと思います。
一人一人がこの予防策を後回しにしないような方策が重要ではないかと考えています。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

高校を卒業し、美浜町を離れて、自衛隊に入隊、36年間勤務し、定年退職し、36年ぶりに美浜町に帰ってきましたが、地元で防災専門官をすることにより、郷土愛に基づいた地元の方々との繋がりの良さがひしひしと感じられます。
特に、美浜町では、日本福祉大学があることから、大学の先生方とつながりがあり、防災活動を一緒にしてこられたことは幸運でした。中でも、日本福祉大学教授の大場和久先生のグループの先生方は、町内の布土学区における地区防災計画の策定に尽力していただき、地区防災計画を町へ提出することに大きく貢献していただきました。今でも、美浜町に対し、献身的に防災活動を支援していただいており、大変助かっています。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

各個人の防災意識の向上が防災に関する根本的な課題の1つと考えています。そのためには、子供から大人まで誰でもがいつでも見聞きすることができる動画配信サイトを利用した広報が効果的ではないかと考えています。例えば、TEAM防災ジャパンとしてYouTubeに防災に関する動画を定期的に配信し、防災に関する関心を日本中に広めていく、というのはどうでしょうか。

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