まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

柴野将行(しばの・まさゆき)

柴野将行(しばの・まさゆき)

吹田市消防本部指令情報室

出身地:大阪府吹田市
最近の防災・減災活動:・吹田市全職員向け防災研修(吹田市防災レボリューション企画2016-2017)
・兵庫県神崎郡神河町全職員向け防災研修(2019)講師
・人と防災未来センター図上演習研究会
・姫路港開港60周年記念事業 小学生防災スクール講師
・論文:「災害対策本部会議」の実態解明と「危機管理監」の新たな役割の提案ー「大阪府北部地震」初動対応の教訓を踏まえてー 有吉恭子、柴野将行、辻岡綾、中林啓修、佐々木俊介
【吹田スタジアム防災紹介①】
【吹田スタジアム防災紹介②】

防災を取り組み始めたきっかけは?

レスキュー隊、消防隊として、最前線で人命救助や消火活動を行ってきましたが、平成27年に吹田市危機管理室に異動し、本格的な私の「防災・減災」活動の取り組みがはじまりました。きっかけは、人事異動によるもの?!でしたが、初動期のゴールデンタイムに命を救うことが主戦場であった私にとって、自分ですべき「防災・減災」の必要性やノウハウを、市民や職員に対して啓発、研修、訓練を通して「伝える」というミッションが加わり、伝わるように伝えることの難しさと、伝わった時の喜び。これを知ったことで取り組みのさらなる推進!に繋がりました。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

子ども達に防災を伝える時、楽しみながら『備える心』を育むために何かできないだろうかと常に考えていました。そんな時、吹田市に市立サッカースタジアムができ、「これは使える」と。「サッカースタジアムのバックヤードで学ぶ吹田の防災」というものをすぐに企画しました。
内容は、3部構成で(1)ミックスゾーンで防災講座、「今ここで地震が起きたら?!」(2)コンコースで段ボールベッドの組み立て体験(3)座席下の倉庫で約1万人分の「備蓄見学」を実施したところとても評判がよく、翌年からは市内の小学生を対象とした大事業となりました。ピッチでのサッカー体験を加えた4部構成として、毎年続く人気の防災学習となりました。スタジアムで学んだ子供たちが備える大人になってくれると信じています。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

「つながり」。これがあれば、防災力は向上する一方だと思うのですが、現実は難しいと実感しています。一番難しさを感じるタイミングは、職員の異動。せっかく深めた職員と地域の方々の「つながり」が、途絶えてしまうことです。「つながり」の深まりは、言葉や書類だけで伝えきれないかけがえのないものです。「行政」と「地域」ではなく、人と人のつながりが、いざという時には生命線です。
なので、人事異動があっても、深めた「つながり」を自分だけで終わらすことがないよう丁寧に引き継ぎ「つながり」続けてほしいなと考えます。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

人と防災未来センターで研修を受講するうち、防災を能動的に学ぶことができました。また、この学びを組織に還元し、吹田市全体の防災力向上のために一緒に知恵を絞り東奔西走してくれた、人と防災未来センターリサーチフェローの坪井塑太郎氏に繋がれて良かったと思っています。坪井氏は、人と防災未来センター卒業後も吹田市に関わり支え続けてくれています。「つながり」を徹底的に大事にする姿勢を尊敬するとともにこのご縁を大切にこれからも繋がり続けたい。そんな坪井氏にバトンを渡したいと思います!


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

TEAM防災ジャパンサイトを眺めていると、ここは本当に防災に関わる多種多様な情報と人材の宝庫だな、と思います。いつか、日本に住んでる人なら、自分か親戚友人の誰かがこのサイトに載っているような(笑)、誰もが知っているサイトになればいいなぁと願っています!

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