まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

笠井健(かさい・けん)

笠井健(かさい・けん)

北良株式会社 代表取締役社長

出身地:岩手県北上市
最近の防災・減災活動:
東日本大震災(2011年):医療機関、在宅医療患者への医療用酸素供給活動
熊本地震(2016年):岩手県感染制御チームの支援活動に参加 避難所の衛生環境調査、支援物資配布支援
西日本豪雨(2018年):岡山県倉敷市での水再生装置による被災者入浴支援
令和元年台風15号、19号(2019年):台風15号で千葉県、台風19号で長野県に展開し被災者入浴支援
日本呼吸療法医学会小児在宅人工呼吸検討委員会 委員、いわてチルドレンズヘルスケア連絡会議 委員

防災を取り組み始めたきっかけは?

東日本大震災の被災地となった岩手県において、大規模な被害を受けた医療機関、在宅医療患者(特に在宅酸素療法、在宅人工呼吸器患者)の支援を行いました。その際に、現場のニーズに応じた災害対策や支援に要する機器、システムの開発の必要性を感じた事から、震災以前からの取り組みを大幅に進めることになりました。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

東日本大震災での広域で長期に渡る停電の経験から開発した停電の監視システムを開発し岩手県の在宅患者に設置しました。これにより、小規模な停電でも早期に感知することができ初動対応が早くなったこと。
また、熊本地震で避難所での感染症対策の経験から他社と開発した水の再生装置により、西日本豪雨や令和元年の台風被害で上下水道が破損した地域でも入浴支援や衛生的な手洗いの提供が可能になったこと。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

災害が起きてから、被災地側と支援側の調整が始まりますが、ここでのミスマッチや支援が入るまでの時間がかなりかかることが多いです。
また、発達障害、自閉症、重度心身障害児・者、アレルギーを持つ人など、細かいニーズにあった支援が出来ていない。
マイクロなニーズにも対応できる地域づくりが大事だと感じています。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

WOTA株式会社の若いメンバー達です。実際の災害支援を一緒に行いながら、「水」をリサイクルする素晴らしい技術開発を成し遂げてくれました。医療用酸素や電源の供給は幾つかの方法がありましたが、衛生的な流水の手洗いを実現できたことが大きいです。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

防災は幅広い地域、テーマにまたがっており、同じようなニーズを持っていたり、活動をしている人が多いですが、より多くの実践例や専門家をこうしたサイトで知ることで、より正確で効果的な災害支援活動の在り方を知ることができるようになると思います。
正しい知識を提供して下さる方を幅広く紹介して頂けると幸いです。

検索結果( 件)