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防災関連の最新ニュースをご紹介
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【災害想定】大阪で震度6弱の地震 津波なし
18日午前7時58分ごろ、大阪府北部を震源とする地震があり、大阪市北区、大阪・高槻市、枚方市、茨木市、箕面市で震度6弱の揺れを観測したほか、近畿地方の広い範囲で震度5強や5弱の揺れを観測した。このほか、近畿、東海、四国、中国地方の各地で震度4や3の揺れを観測し関東や九州でも震度2や1の揺れを観測した。気象庁の観測によると、震源地は大阪府北部で震源の深さは13キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.1と推定されている。気象庁は会見で、「揺れの強かった地域では、今後1週間程度、最大震度6弱程度の地震に注意してほしい。特に今後2、3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあり注意してほしい」と述べた。【6月18日 NHKニュースより】
▼気象庁 平成30年6月18日07時58分頃の大阪府北部の地震について
https://www.jma.go.jp/jma/press/1806/18a/201806181000.html -
【災害想定】地震活動活発化 千葉沖「スロースリップ」に注意を
千葉県東方沖の周辺で、今月に入り、地下のプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が発生し、地震活動が活発になっている。防災科学技術研究所によると、「スロースリップ」は3日から8日の昼にかけて千葉県東方沖で発生し、その後、8日昼すぎから12日にかけては房総半島の南東部で起きたとみられる。さらに13日から14日にかけては、千葉県勝浦市周辺やその沖合の領域へと、少しずつ場所を変えながら継続しているとみられるということである。地震調査委員会の委員長で、東京大学地震研究所の平田直教授は「千葉県東方沖のスロースリップは、過去にも発生場所を移しながら2週間程度続いたことがある。過去には震度5弱程度の揺れを伴う地震も起きているため、引き続き注意してほしい」と話している。【6月15日 NHKニュースより】
▼防災科学技術研究所 房総半島沖で「スロー地震」を検出(第2報:2018年6月14日版)
http://www.hinet.bosai.go.jp/topics/press/2018/pdf/20180614_01.pdf -
【災害想定】”地震調査委員会の指摘通り” 千葉県東方沖で地震発生
12日午前5時すぎ、千葉県で震度3の揺れを観測する地震があった。この地震が発生した千葉県東方沖では、今月に入って地下の岩盤がずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が観測され、政府の地震調査委員会は、周辺の地震活動が活発になる可能性があるとして、11日、開いた会合で注意を呼びかけていた。地震調査委員会の委員長で東京大学地震研究所の平田直教授は、今回の地震のあと、NHKの取材に対し、「昨日の会合で指摘したとおりに地震が起きたといえる。今回は震度3だったが、今後はより揺れの大きい地震が起きる可能性もあるので、地震活動に引き続き注意してほしい」と話していた。【6月12日 NHKニュースより】
▼地震調査委員会 2018年5月の地震活動の評価
https://www.static.jishin.go.jp/resource/monthly/2018/2018_05.pdf -
【イベント】求む長期ボランティア 九州豪雨被災地 福岡市で10日に8団体説明会
九州豪雨の被災地への関心が低下することを懸念する支援団体が10日、ボランティアへの参加を呼び掛けるイベント「みんなで応援ミーティング」を福岡県福岡市で開催する。被災地では、仮復旧した斜面や河川などが梅雨の雨で崩れる心配がある。農地は復旧が遅れている。避難生活を送る住民の見守りをはじめ、災害直後にはなかった支援の要請もあり、長く活動できるボランティアが求められている。イベントでは自治体職員や住民が被災地の現状を説明し、8団体が活動内容を紹介する。個人や団体、企業など誰でも参加できる。参加者が団体の担当者と話す時間もつくる。【6月5日 西日本新聞より】
▼福岡県NPO・ボランティアセンター 「豪雨災害 みんなで応援!ミーティングの参加者を募集しています」
https://www.nvc.pref.fukuoka.lg.jp/news/detail/283 -
【地域防災】「不確実な地震発生予測」で議論 静岡、初の市民ワークショップ
内閣府と静岡県、静岡市は5月30日、南海トラフ地震の不確実な発生予測を防災対応にどう生かすのか考える県内初の市民ワークショップを市役所清水庁舎で開いた。地元自主防災会の役員約35人が参加し、南海トラフ沿いで大規模地震の発生可能性が「平常時と比べて相対的に高まった」と評価された際の対応の在り方などについて意見交換した。参加者は、災害時の行動を想定した二者択一のゲームを通じて議論を深めた。ひずみ計の異常を検知し、大規模地震の発生可能性が評価される情報が出ても、避難勧告や津波警報が出ていない場合は「津波が来る前に逃げたい」「むやみに急いで逃げると危険」と意見が分かれた。大規模地震の発生可能性が評価される情報が出ている中で自治体が避難指示を解除した場合、「地震の可能性がなくなったと評価されるまでは避難所に残りたい」との声もあった。【5月31日 静岡新聞より】
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【災害想定】北日本~近畿で大気不安定 局地的な激しい雨などに注意
気象庁によると、北日本では南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雨雲が発達している。これから北日本と東日本の上空に、この時期としては強い寒気が流れ込むため、31日は北海道や東北から北陸、近畿にかけての広い範囲で大気の状態が不安定になって局地的に積乱雲が発達し、雷を伴い1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがある。気象庁は、局地的な激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風、「ひょう」にも十分注意するよう呼びかけている。【5月31日 NHKニュースより】
▼気象庁 気象警報・注意報
http://www.jma.go.jp/jp/warn/ -
【災害想定】震度5強 栄村の水田や道路に亀裂/長野
25日夜に発生した長野県北部を震源とする地震で、震度5強を観測した下水内郡栄村では26日午前、田植え前の水田や道路に亀裂が入るなどの被害が明らかになった。余震とみられる地震も続いており、気象庁は今後1週間程度は強い地震が続く恐れがあるとして注意を呼び掛けている。長野地方気象台は26日、地震を受け、栄村の大雨警報・注意報と土砂災害警戒情報の発表基準を当面引き下げると決めた。地盤が緩んでいる可能性が高いため、土壌中の水分量の指数を通常の8割に引き下げ、早期の警戒を促す。【5月26日 信濃毎日新聞より】
▼気象庁 平成30年5月25日21時13分頃の長野県北部の地震について
http://www.jma.go.jp/jma/press/1805/25b/201805252315.html -
【地域防災】伊那市境区 区民運動会で「防災種目」/長野
長野県伊那市境区の区民運動会が27日、伊那東小学校体育館で開かれ、プログラムの中で3種類の「防災種目」を行った。区民の1人で防災士の中村あかねさんが数年前、防災運動会に取り組む地区があると知り、区公民館の運動会担当副主事になった今年、周囲からの賛同を得て実現させた。体験競技ではまず、応急手当て普及員らが、長さ約2メートルの竹ざお2本と毛布を使った簡易担架の作り方を指導。強度のある物干しざおでも代用できるとし、三角巾での正しい止血方法も教えた。「防災グッズ」への知識を深めるリレーと、まゆ玉のバケツリレーは採点種目として速さを競った。中村さんは「『共助』をテーマに行った。防災関連の研修会や学習会はもちろん大事だが、多くが集まる場で伝えれば多くの方々に伝わる」と話した。【5月28日 長野日報より】
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【地域防災】手をつなぐ育成会 防災セットで自助を啓発/神奈川
神奈川県綾瀬市手をつなぐ育成会が、防災セットを入れた非常用袋を作り会員の家庭に配布した。綾瀬市手をつなぐ育成会は、知的障害児・者が地域でいきいきと暮らせる社会づくりを目的に活動を行っている。防災セットの内容は、市の防災対策総合ガイド・防災マップ・土砂災害ハザードマップと、アルミ保温ブランケット、非常食、500mlの備蓄水、緊急用給水バッグ、タオル。これらを非常用袋に詰め、15日に行われた総会で配布した。防災対策総合ガイドは、市の提供で最新の物が入れてある。これ自体はあくまで最低限の基本セットで、それぞれに必要なものを足していく。ラジオなど必需品やお薬手帳のコピーだけでなく、大規模避難所など慣れない環境に適応しにくいことが多い知的障害がある人たちは、心を落ち着かせるための「お気に入りのおもちゃ」などを入れておくのも有効だということである。【5月25日 タウンニュースより】
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【地域防災】地域防災を学ぶ 静岡産大生が消防団サークル/静岡
静岡県磐田市の静岡産業大学で23日、学生たちが防災や消火活動などを実践的に学ぶ大学公認サークル「消防団サークル」が発足した。市消防本部や消防団と連携し、防災や救命活動のノウハウを学び、地域防災の担い手を育成する。地域防災について若者に関心を持ってもらおうと、市消防本部が大学に呼び掛け、希望した学生13人が参加した。毎月1回ほど活動し、本部隊員らの指導で災害への備えや消防車両を使った消火活動、心肺蘇生や応急手当てといった救急救命などを体験する。今後、学生たちが活動内容を決め、市消防本部や消防団に協力を求める。同本部の永田博行警防課長は「若い世代に消防署や消防団の役割を知ってもらい、将来はそれぞれの地元の防災リーダーとして活躍する人材になってほしい」と話し、学生たちの活動を全面的にバックアップする。【5月24日 中日新聞より】
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【地域防災】加古川のマンションが自主防災組織結成20周年/兵庫
阪神・淡路大震災をきっかけに結成された兵庫県加古川市の自主防災組織「加古川グリーンシティ防災会」が結成20周年を迎えた。同防災会は、584戸を抱える加古川市内では大規模なマンションの管理組合から立ち上がり、災害に強い自主防災組を目的に、住民が楽しく学べる防災活動を進めている。地元コミュニティーFM局BAN-BANラジオでは、被災地のお酒を取り寄せ、酒を酌み交わしながら防災を語る「防災ショットBAR」も今春で10年を迎え、多様な防災活動を続けている。ラジオ番組のマスター役であり、防災伝道師のザビエル大西こと大西賞典さんは、20周年を迎え「いざ大きな災害が来た時には、冷静に行動ができるようになること」と、防災活動は永続してこそ力になると語った。【5月22日 加古川経済新聞より】
▼自主防災組織「加古川グリーンシティ防災会」
http://www.greencity.sakura.ne.jp/greencity_bousaikai/ -
【災害想定】秋田で記録的大雨 雄物川など氾濫、床上浸水43棟
前線と低気圧の影響で、秋田県は18日から19日にかけて記録的な大雨に見舞われた。雄物川などが氾濫し、秋田市や潟上市などで床上浸水43棟を含む計186棟の住宅に浸水被害が出た。気象庁によると、北秋田市阿仁合では18日に24時間で201ミリの降雨を観測。1976年の統計開始以来、5月としては最大の降雨量となった。秋田市中心部も同日、24時間で156.5ミリを計測し、観測史上最大の降雨量を記録した。避難勧告は19日午後4時までに8市町の約1万9000世帯に出されたが、人的被害はなかった。【5月19日 朝日新聞より】
▼秋田県防災ポータルサイト 平成30年5月18日からの大雨による被害状況について
http://www.bousai-akita.jp/pages/index.html?article_id=400 -
【地域防災】京都・龍谷大生15人、住民らと協働 北丹後地震学び防災マップ作成
龍谷大政策学部の学生が19~20日、京都府京丹後市を訪れ、昭和2年の北丹後地震について学ぶとともに、地域住民と防災マップ作りを行った。学生らは19日、北丹後地震で家屋の97%が焼失したとされる同市峰山町で地震後に建てられた丹後震災記念館を見学。その後、同市大宮町の口大野地区の区長から、高齢化で避難が難しくなっている現状の話などを聞いた。翌20日には同区の住民20人と5班にわかれて区内を歩き、避難ルートなどを示した防災マップを作った。学生らは今年夏に同市を再訪し、北丹後地震の伝承などを調べ、冊子を作成する計画を進めるということである。【5月21日 産経ニュースより】
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【普及啓発】地域に輪広げたい 災害時の障害児支援/和歌山
和歌山県田辺市で障害児に特化した独自の避難所開設を目指すNPO「ころん」は17日、市民総合センターで「災害時の障害児支援を考える会」の会合を開いた。同NPOは、災害時に障害児や家族が安心して避難できる場所をつくりたいと、昨年7月に「考える会」を発足。今年1月には同市下三栖にある障害児通所施設で水道、電気を止め、被災時に近い条件で「避難所体験」をした。会合では、避難所体験の参加者を対象にしたアンケートの結果を報告。実際に体験することで気付いたという意見があった。改善する点では、災害時に職員が出勤できない場合も考え、参加者にも避難所運営に協力してもらう仕組みづくりの必要性などが挙げられた。【5月18日 紀伊民報より】
▼NPO法人ころん
https://www.facebook.com/ころん-放課後等デイサービス-児童発達支援-264656870606364/ -
【災害想定】長野県で震度5弱 気象庁「特に今後2、3日は強い揺れに注意」
長野県北部で12日午前、震度5弱の揺れを観測する地震があった。気象庁の松森敏幸地震津波監視課長は、同日に記者会見を開き、「揺れの強かった地域では、落石やがけ崩れなどの危険性が高まっているおそれがあり、今後の地震活動に注意してほしい。揺れの強かった地域では、今後1週間程度は、最大震度5弱程度の地震に注意し、特に今後2、3日は、強い揺れをもたらす地震が発生することが多くあり注意してほしい」と呼びかけた。また、今回の地震は、平成26年11月に神城断層の一部がずれ動き、最大震度6弱を観測した地震と震源が近く、地震のメカニズムも似ているということである。松森課長は、「神城断層など複数の活断層からなる『糸魚川ー静岡構造線断層帯』の周辺では、いつ大きな地震が起きてもおかしくない。倒れそうな家具を固定するなど、日頃から地震に対する備えを進めてほしい」と述べた。【5月12日 NHKニュースより】
▼気象庁 平成30年5月12日10時29分頃の長野県北部の地震について
http://www.jma.go.jp/jma/press/1805/12a/201805121230.html -
【災害想定】大田・震度5強 発生1カ月で市長「見えにくい震災」 小規模損壊多く/島根
最大震度5強を観測した4月9日の地震から1カ月たったのを受け、島根県大田市の楫野弘和市長は10日、記者会見で「被害が見えにくい震災だ。1カ月たち、その規模がだんだん分かってきた」と所感を述べた。建物被害の大半が小規模な損壊にとどまっていることを指したもの。楫野市長は「地震が終息に向かっているのは間違いないが、安全と自信を持って言える環境にはない」とし、「1カ月もすると梅雨になる。地震で揺れた土地が豪雨で崩れることが予想される」と、水害への警戒感を示した。一方、市民生活は落ち着きを取り戻しつつあり、市災害ボランティアセンターへの依頼件数は減っている。13日まで毎日活動した後、当面は原則として金曜と土曜に活動する。【5月11日 毎日新聞より】
▼大田市 平成30年4月9日発生の地震に伴う被害状況について(5月10日17時00分現在)
http://www.city.ohda.lg.jp/topics/293 -
【地域防災】「防災マスター」芽室で増加 19人、地域でリーダー役/北海道
2016年夏の台風災害で大きな被害を受けた北海道の芽室町内で、地域で防災活動のリーダー役を担う「北海道地域防災マスター」が増えている。定期的に勉強会を重ね、互いのスキルアップを図ろうと、4月下旬には、防災マスターたちによる「めむろ共助の会」を設立した。マスターは北海道が2007年度に始め、振興局ごとに開催される研修会を受け、認定される。防災訓練や啓発活動に加え、災害時は避難支援や被災情報を自治体に提供する。芽室町は、各町内会にマスターを、との考えの下、研修会の受講を呼びかけてきた。桜木町内会長の中島清治さんは「いざという時は自分たちで行動する」と考え、昨年度に町内会の四役で受講し認定された。【5月9日 北海道新聞より】
▼北海道 地域防災マスター活動報告
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/ktk/bsb/master_work.htm -
【災害想定】大分の土砂崩れ 地下水しみこみ岩盤が地すべりか
4月11日に中津市耶馬渓町で発生した大規模な土砂崩れについて、日本地すべり学会の専門家と林野庁大分県で作る合同調査チームが、27日から現地調査を行った。調査チームは29日、結果の概要を発表し、崩れた斜面は火砕流が火山灰や岩などを巻き込んで固まった「凝灰角れき岩」と呼ばれる岩盤でできていたということである。また、中腹からは地下水が噴き出し、地下水の周辺では、軟らかい地層が露出しているのが確認できた。研究チームは、岩盤に地下水がしみこむなどしてもろくなり、地すべりを起こした可能性があると指摘した。日本地すべり学会の落合博貴会長は「斜面内部の地層の状況などはわかっておらず、今後ボーリング調査などの結果も踏まえて原因をさらに詳しく調べたい」と述べた。また29日は砂防学会の調査団も現場を訪れ、土砂や地質などを調べた。団長を務める九州大学大学院の久保田哲也教授は「地下水と下の岩盤が崩落の要因の1つになった可能性は高い。対策のため、原因の究明をしっかり行いたい」と話していた。【4月29日 NHKニュースより】
▼日本地すべり学会 平成30年(2018年)4月に中津市耶馬溪町で発生した斜面災害について
https://japan.landslide-soc.org/news/2018/Research_Summry_Oita.pdf -
【災害想定】硫黄山 噴火警戒レベルを2に引き下げ 火口周辺規制/宮崎
4月19日に噴火が発生した宮崎県の硫黄山について、気象庁は1日午後、噴火警戒レベルを3から火口周辺規制を示す2に引き下げた。今後の硫黄山の火山活動について気象庁は、先月19日と同じ程度かやや大きな噴火が起きるおそれがあるほか、県道1号線付近でも火山灰が噴出するおそれがあるとしている。そのうえで、噴火に伴って大きな噴石が飛ぶのは硫黄山の山頂からおおむね1キロの範囲内だと考えられるとして、この範囲で、大きな噴石に警戒するよう呼びかけている。霧島連山の火山活動に詳しい鹿児島大学の井村隆介准教授は「レベルが引き下げられたから安心というわけではなく、規制範囲の1キロに近づく場合にはかなり注意が必要だ。きちんと情報を集めて、判断することが重要だ」と指摘している。【5月1日 NHKニュースより】
▼気象庁 霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)の噴火警戒レベルを2へ引下げ
http://www.jma.go.jp/jma/press/1805/01a/ebinokogen180501.html -
【災害想定】2回目の噴火速報の硫黄山 警戒レベル3を継続/宮崎
26日午後6時すぎ、鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の一つで、宮崎県にある硫黄山周辺でごく小規模な噴火が発生し、気象庁は噴火速報を発表した。気象庁は、山頂から半径250メートルの範囲を噴火の発生を想定する「火口域」としてきたが、26日に噴火が起きたのは、硫黄山の山頂から西側およそ500メートルで、この火口域の外の県道1号線付近だった。気象庁は、噴火警戒レベル3を継続して、山からおおむね2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけており、地元の自治体もこの範囲の立ち入りを規制している。また、噴火速報を発表する基準について、すでに噴火している火山では、より規模の大きな噴火が発生した際に出すとしていたことから、硫黄山の噴火速報の出し方を今後、見直したいとしている。【4月27日 NHKニュースより】
▼気象庁 火山の状況に関する解説情報:霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/info_05_20180426103011.html