寄稿者様への御連絡は、各御所属先へお問い合わせください。
防災を取り組み始めたきっかけは?
中学生の頃に東日本大震災の津波の映像をテレビで見てからずっと心のどこかで災害時の医療に関心を持っていました。
今の大学に入学した際に、大学の先輩繋がりで日本災害医学会学生部会東海支部、通称東海DMASに所属する運びとなり、今日まで細々と活動を継続するに至っています。
ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。
長久手市の防災訓練に、他大学の他学部生と合同でブースを出したことがあります。
そのブース内容の検討の時には、学部が違うからこその視点の違いを学び、互いの意見をすり合わせることで、自らの持っていた災害医療に関する視点とは異なる視点を知ることができました。また防災訓練時にはブースを運営し、市民の方に対して行うことで、住民ならではの考え方や年齢による考えの違い、受け取り方の違いを直に感じることができました。
防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。
医療学生は医療学生間で災害医療に対して興味・関心を持ち、東海DMASなど、様々な形でセミナーの実施や防災訓練への参加などをしています。しかし、他の学部とのつながりが薄く、災害医療における他職種の意見を知る機会が希薄であるとも感じています。
医療現場においても他職種協働が求められている現在、防災・災害対策においても、学生のうちから他学部学生と関わり、意見を交わしあう環境やネットワークの構築が必要であると感じています。
ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!
これまでの活動の中で様々なご縁があり、今の自分があると思っています。東海DMASに関わるきっかけとなった大学の先輩、防災訓練でお世話になった自大学の教員と他大学の学生、そして今回リレー寄稿をさせて頂くきっかけとなった「ぼうさいこくたい2019」を紹介していただいた大学の教員や、TEAM防災ジャパンの大月様など、数えきれないほどのご縁がありました。
そのどの出会いにおいても、”繋がれてよかった”と感じている方・団体ですので、この場では特定の個人の紹介は控えさせていただくことと致します。
TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。
今回、ぼうさいこくたい2019にてご縁をいただき、初めてサイトを拝見しました。様々な分野に精通された方々の災害への活動を知ることができ、「つながる」という点においてとても良いと感じました。
今後もリレー寄稿や防災関連情報の発信を通して、防災に携わる人々の集いの場として機能し続けることを願っています。
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