まなべる、いかせる、つながれる。防災・減災のオンライン基地。

運営:防災推進協議会 企画編集:助けあいジャパン 協力:内閣府防災担当

リレー寄稿

※寄稿者様へのご連絡は、各ご所属先へお問い合わせください。

日當ます美(ひなた・ますみ)

日當ます美(ひなた・ますみ)

アレルギーケア.くじ(食物アレルギー児 親の会) 代表

出身地:宮城県
最近の防災・減災活動:避難所で使用する「食物アレルギーサインゼッケン」の製作、自治体への配付(令和元年度1月時点 管内4市町村に配付済み)
食物アレルギー児が住みやすい地域を目指し、食物アレルギーについての講演会を立上げ以後3年間で5回実施
いわてアレルギーの会と協力し「サインプレートセット」の作成と講演会・無料配付会実施

防災を取り組み始めたきっかけは?

東日本大震災がきっかけでした。
それまで、わが子に食物アレルギーがあるとわかっていたものの、どこに・誰に相談したらいいのかわからず辛い日々を過ごしていました。わが子の成長と同時に、同じような悩みを持つ親たちのために何かできないかと思いました。食物アレルギーがあることで避難所に行きにくかった、避難所に行ったもののアレルギー対応食が少なく食べ物に困った、親切心で食べ物をもらったがアレルギーがあるため食べられなかったなどの経験談を聞き、今後災害が起きた時に出来る事を考え活動を開始しました。


ご自身の活動の中で、一番のエピソード(うまくいったことや、いかなかったことも)という事例をひとつあげてください。

「サインゼッケン」の製作と運用です。避難所で子どもが身に着けて食物アレルギーがあることを周囲に知らせることを目的として、色、材質、サイズ、予算などメンバーで話し合いを重ね半年かけて作成しました。
やっと完成したゼッケンですが、運用先や運用方法が決まるまでが更に大変でした。どこにどう話を持ち掛けたらいいのかわからず手探り状態でのスタートでした。市、防災センター、保健推進課など各団体に話を持ち掛け、協議会を設定していただき話合いを繰り返しました。他県を参考にして運用マニュアルも作成し、最終的に運用を引き受けていただいた時は本当にほっとしました。


防災活動は「つながり」が課題ですが、ご自身で感じる現状の課題についておしえてください。

食物アレルギーは個人の問題ではあります。しかし、食物アレルギーだけでなく疾患や障がいを持つ人たちも、周囲の人たちが正しい知識を持って接することで心理的身体的ストレスが軽減され、過ごしやすい環境ができます。
私たちは食物アレルギーを持つ子・家族同士のつながりを作っていくことと、そのような人たちが住む地域との「つながり」を作っていくことが大切だと思います。そのために講演会を継続して開催したり、小・中学校にアレルギーに関する本を寄贈したりしています。しかし興味関心のある一部の方々にとどまらないもっと多くの一般市民の方々に知っていただくことが、現在の一番の課題です。


ご自身の活動の中で、繋がれるといいなぁ(繋がってよかった)と思われる(地域、企業、団体、個人など)についてご紹介ください。特に、つながれてよかった個人をリレー寄稿にご紹介ねがいます!

会を立ち上げて活動してみると、沢山のがんばっている人が見えてきました。経験したことがない大災害にさまざまな対応を迫られ、応じてきた自治体職員の方々です。神々しく見え、頭が下がる思いでした。
また、重度障害児の防災活動など、災害に強い社会をつくるために活躍されている笠井健さんのフットワークの軽さと確実に結果を出され、いつも驚かされています。
沢山の出会いの中、今日は子どもに焦点を当てて防災イベントに取り組んでいいる「親子の防災マルシェ」高橋真利子さんをご紹介します。乳幼児と暮らす家庭の自助力を向上させ、災害に強い「安心して暮らせる社会」の実現に向けて、岩手県北上市で防災イベントを開催されました。


TEAM防災ジャパンサイトについて、期待されることについてメッセージをお願いいたします。

アレルギー児等、災害弱者に目を向けるようになって感じることは、つながりの大切さです。これからも様々な角度から防災メッセージをお願いいたします。

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