防災資料室
防災に関する政府や自治体の施策、調査・研究の成果、実践の事例などを集約
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線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけの新たな運用
気象庁は、令和6年5月27日から、線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけについて、対象地域をこれまでの地方単位から府県単位に絞り込んで呼びかけを行う運用を開始した。運用開始の告知と共に、本呼びかけを活用するための基礎調査として、住民と市町村を対象とした、呼びかけの認知度や活用実態等を調査するアンケート結果の報告書を掲載している。
さらに、気象庁では、「線状降水帯に関する各種情報」のページを開設し、「線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけ」と「顕著な大雨に関する気象情報」について、内容の違いや発表基準、呼びかけの活用例等について解説している。
また、環境省では、2024年3月に、地方公共団体が「気候変動×防災」に関する施策を検討する際の考え方や参考情報を知るためのマニュアルを作成。このマニュアルでは、気候変動によって激甚化、頻発化が懸念されている暴風、竜巻、豪雨、豪雪、洪水、土砂災害、高潮、熱波、渇水によって生じる被害(及びこれらの被害によって発生する可能性がある二次被害を含む)を対象としている。
【関連する資料】
・線状降水帯に関する各種情報:気象庁
・できることから始める「気候変動×防災」実践マニュアル -地域における気候変動リスクを踏まえた防災・減災対策のために-:環境省 -
「火山防災の日」特設サイト
令和6年4月1日に「活動火山対策特別措置法の一部を改正する法律」が施行され、国民の間に広く活動火山対策についての関心と理解を深めるため、8月26日が「火山防災の日」として制定された。これを踏まえ、火山防災を推進するため、気象庁ホームページに「火山防災の日」特設サイトを開設した。気象庁のマスコットキャラクター「はれるん」と、桜島がある鹿児島地方気象台のマスコットキャラクター「ぼるけん」のやりとりを通して、火山や火山防災について学ぶコンテンツを多数用意している。
また、文部科学省では「火山調査研究推進本部(火山本部)」が設置され、サイトが開設された。このサイトでは、火山本部の体制・役割を説明しているほか、会議情報や法改正の内容について掲載している。
なお、内閣府(防災担当)では、火山災害警戒地域に含まれる地方公共団体を対象として、火山防災訓練の企画や運営に関するガイドや、火山防災訓練の取組事例集、火山が噴火した場合に大きな噴石や火砕流などの火山現象の影響が想定される範囲内に立地する施設が、単独で、または自治体等と共同で「火山防災訓練」を実施する際の、基本的な考え方などを紹介した資料を公開している。今年の8月26日は、「火山防災の日」が制定されて初めての年であり、内閣府では国民を対象に「火山防災の日」制定記念イベントを実施する。
【関連する資料】
・火山調査研究推進本部サイト - 文部科学省
・地方公共団体等における火山防災訓練の企画・運営ガイド(第2版) - 内閣府(防災担当)
・地方公共団体等における火山防災訓練の取組事例集(第2版) - 内閣府(防災担当)
・避難促進施設における火山防災訓練の実施のための支援資料 - 内閣府(防災担当)
・火山対策 : 防災情報のページ - 内閣府 (bousai.go.jp) -
避難行動判定フロー・避難情報のポイント(内閣府)
内閣府が定めた「避難行動判定フロー」は、ハザードマップとあわせて確認することにより、居住する地域の災害リスクや住宅の条件等を考慮したうえでとるべき避難行動や適切な避難先を判断できるようにしたもの。
また「避難情報のポイント」とは、「避難」の意味や適切な避難先、警戒レベル、警戒レベル相当情報、避難の呼びかけ等をわかりやすく簡潔に解説したものである。
参照資料は1,2頁が「避難行動判定フロー」について・3,4頁が「避難情報のポイント」 となっている。 -
「社会教育士」って知っていますか?【防災×社会教育士】PR動画(文部科学省)
文部科学省は、防災課において地域の「共助」をはぐくむために社会教育士の専門性を活かしている自治体職員を紹介した動画を制作した。
「社会教育士」は、令和2年度からスタートした【学びを通じた人づくり・つながりづくり・地域づくりの専門人材】で、ファシリテーション能力・プレゼンテーション能力・コーディネート能力などの専門性を持ち、行政や企業、NPO、学校などの様々な場所で活躍することが期待されている。
また、1分間のダイジェスト版も合わせて紹介している。 -
くらし×防災メディア「防災ニッポン」
読売新聞社は、自然災害の多い日本において「暮らしのなかに災害への備えを位置付けたい」との考えから、家庭の防災情報に特化した新たなウェブサイトを開設した。
企画を始めとする、読売新聞掲載記事からピックアップされた「特集記事」や、編集部担当者が執筆したレシピ・備蓄・訓練体験などの「記事」を掲載している。 -
ブルーシート設置の講習会を実施できるNPO団体のご紹介(内閣府)
令和元年房総半島台風では強風などの影響により、多くの屋根被害が発生し、被災家屋は応急対応としての被災家屋へのブルーシート設置が施されたが、対応できる地元の事業者が不足した。
今後の災害時にも応急対応としての被災家屋へのブルーシート設置ニーズが急増し、被災地に設置対応ができる 地元の人材が不足するおそれもあるため、安全かつ効果的なブルーシートを設置ができる者を確保できるよう、内閣府は、設置の講習会を実施できる NPO団体の情報について紹介する資料を公開した。
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平成26年版 防災白書(内閣府)
平成25年度の政府の災害対策の取り組みのまとめ。特集は地区防災計画制度の施行に伴う、地域防災力の強化としての「共助」について。多様な主体の連携による防災活動の推進、発生が危惧される災害種別ごとの対策取組状況など。
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学校災害対応マニュアル 落雷・竜巻等突風編 (群馬県教委)
落雷や竜巻被害の発生が多い群馬県が、事前のそなえや発災時の対応策などについてまとめたマニュアル。
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ジュニア防災検定(一般財団法人防災検定協会)
一般財団法人防災検定協会が実施している検定。筆記試験だけではなく事前課題から事後課題まで3つのステップで構成され、子どもたちが日常から防災と減災に深い関心を持ち、意識を高め、自分で考え判断し行動できる「防災力」を身につけることを目的としている。
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防災キャンプ推進事業(千葉県教委)
平成25年度の文科省の委託事業。子どもたちの「生きる力」の向上を目指し、避難所生活を想 定した6泊7日の長期宿泊体験活動の報告と防災キャンプフォーラムでのディスカッション実施報告。詳細報告はこちらへ。http://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shougaku/bousaicamp/documents/houkoku.pdf
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わたしの防災サバイバル手帳(消防庁)
総務省消防庁が、子供たちを対象に作成した小冊子。自然災害だけでなく、火災も含めて、災害の種類ごとに基礎知識や対応方法などを、イラスト入りで64ページでまとめている。
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学ぼう BOSAI [総合的な学習の時間](NHK)
NHK Eテレの小学校5,6年・中学を対象にした総合的な学習の時間に向けた防災教育番組。毎週木曜日に放送している10分間のコンテンツを全部見ることができる。
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NHK そなえる防災
NHKそなえる防災のウェブサイト。災害の基礎知識、今月のピックアップコラムのほか、動画コンテンツが充実。
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人と防災未来センター
阪神・淡路大震災記念にできた人と防災未来センターのウェブサイト。4か国語対応。
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1.17 防災未来賞「ぼうさい甲子園」(NPOさくらネット)
平成26年度、10周年を迎える“1.17防災未来賞“「ぼうさい甲子園」の公式サイト。今年度の応募要項のほかに、前年度受賞校、過去の表彰式・発表会のプログラムなど。
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防災スペシャリスト研修企画検討の最終報告書(内閣府)
内閣府は大規模災害発災時の対策として、平成25年度より国や地方公共団体等の職員を対象に、自然災害に迅速・的確に対処できる人材や国と地方のネットワークを形成する人材の育成を図るための、「防災スペシャリスト」養成の研修企画を検討会を開催、その最終報告書。