運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

災害遺構で
地域の防災の知恵を学ぼう!

桜島噴火と石碑3

場所

桜島噴火と石碑

鹿児島県西之表市(種子島)

概要

1914年1月12日に桜島が噴火した。黒煙を吹き上げ全島を覆い、噴火の約8時間後にはM7.1の地震をもたらした。大災害にも関わらず、人的被害は最小限に食い止められ、島民の死者・行方不明者は30名であった。 溶岩によって住む家はおろか、土地まで失い耕作不能になったため、島民2000戸、大隅半島の住民500戸にもなる人々が、種子島、宮崎県霧島山麓、朝鮮全羅道に移った。それを記念して「移住記念碑」を建てた。

活用した主体

活用の内容

『桜島火山ハザードマップ』と題して、噴火の前兆、避難場所(経路)、などを掲載している。毎年爆発記念日の112日には総合防災訓練が行われ、住民の防災に対する意識を高めている。

参照先

基本データ

災害  :火山
西暦  :1914年
媒体  :石碑
設置年 :1996年
場所  :種子島西之表市
活用  :防災
活動期間:2010年〜
主体  :
主な対象:地域住民
出典  :『災害史に学ぶ-火山編』2011

※本コンテンツは、内閣府の依頼により国立大学法人東北大学(災害科学国際研究所)で作成された『「災害遺構」の収集及び活用に関する検討委員会』報告書を元に作成されました。

災害遺構の地域で探す